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854工場内の思考改造施設を暴露する(写真)

(明慧日本)彭州市桂花鎭の854工場内に思考改造施設が存在する。この工場は、軍の後方支援部隊が使わなくなって放置した工場である。この854工場は山の上にあり、所有面積はとても広い。都江堰・隆豐鎭の道路(写真1)は4.7キロ、854工場のある桂花鎭は、この隆豐鎭から1キロの地点にある。桂花鎭の正門には警察署があり(写真2)、そばには「成都市経済貿易中等専門学校」がある(写真3)。この学校は成都市大石西路に存在はするものの、ここには分校の機関らしきものすらない。これもすでに存在が明らかになっている思考改造施設と同様に、何かを隠蔽している可能性が濃厚である。彭州市の610弁公室は、854工場の約6メーター幅の部屋を思想改造施設に変え、秘密裏に法輪功修煉者を迫害している。すなわち彭州市854思想改造施設である。

 彭州市の思想改造施設は、以前は彭州市の留置場内にあり、そこで法輪功修煉者を迫害していた(写真4)。中共はこの事実が暴露されることを恐れ、オリンピック期間中、国際人権組織の調査を避けようと、思想改造施設を854工場内へと移したのである。854工場は軍施設のため、一般人が内情を知ることは極めて難しく、電話番号を探すことすら難しい。

 以前、存在していた彭州市の思想改造施設での修煉者に対する迫害の方法は、極めて残酷なものであった。ここでも数名の法輪功修煉者が惨殺されているのだが、もっとも卑劣な事例は、彭州市の610弁公室と思想改造施設が協力して、修煉者に対し、中枢神経破壊の薬物を注入したことである。隆豐鎭西北村に住む李永秀さんたち、ならびに所都市に住む祝霞さん、彭州市濛阳鎭に住む向方珍さんはいずれも修煉者だが、不法連行によって一夜にして、まさに発狂するほどの迫害を受けたのである。現在、彭州市の610弁公室は思想改造施設を854工場内に隠している。そこではオリンピック開催中に濛阳鎭の文昌平らが、十数名の法輪功修煉者を不法に強制連行している。この施設で修煉者は、非人道的かつ残酷な虐待を受けているのだ……。

 私たちは、すべての心正しく、善良な人々が応援・協力してくださるよう呼びかけている。共に迫害を阻止して、正義を守り抜こうではありませんか!

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

道路の傍らにある854工場の道路表示
道路の傍らにある854工場の門と警察署

854工場そばの、いわゆる「成都市経済貿易中等専門学校」
もと彭州市の思想改造施設の場所、現在は彭州市留置場

 2008年9月13日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/9/9/185585.html