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吉林省:通化県の中学教師・徐洪君さんへの迫害の情況

(明慧日本) 通化縣中学の物理教師・徐洪君さんは「真・善・忍」に対する信奉を堅持しているため、この9年間何回にもわたって迫害を受けた。2001年末から2003年まで、長春陽溝労働教養所で迫害を受け続け、釈放された時には虫の息のようであった。2008年4月、徐さんは再度強制連行された。

 1999年秋、徐さんは北京へ陳情に行った際、不法に身柄を通化縣留置場で1カ月拘束された。

 2000年、通化縣政保科・濟生欺は徐さんに電器を修理してほしいと嘘をつき、公安局へ騙して連れて行った。そして、信仰を放棄するよう強要したが、徐さんが拒否したため、政保科は再度身柄を拘束し迫害することを企み、無理やり徐さんを2階の窓から飛び降りさせた。徐さんはくるぶしを骨折したが、大法に対し固く信じることによって、短い期間で足は奇跡的によくなった。

 2001年、徐さんは西市場で政保科と綜合執法に不法に逮捕された。綜合執法の車が徐さんをはねて転倒させた後、公安は強引に身柄を通化市の長流留置場に拘束し迫害した。徐さんは絶食して抗議したため、4日目に留置場は乱暴に食事を流し込む潅食を行った。9日目、徐さんに危険な状態が現れ、留置場は責任を追及されるのを避けるため、迫害で虫の息の徐さんを家に帰すよう家族に通知せざるを得なかった。帰った後徐さんは、法輪功の学法と煉功を堅持したため、健康を回復した。仕事を始めた後、通化縣教育局、政法委、公安局は同時に学校に圧力をかけ、学校側は徐さんに物理の授業を禁じたが、微分の授業は許可した。常に学校の書記・咸立英、公安、政法委に脅かされ嫌がらせをされた。

 2001年末、徐さんは引越しの途中、通化縣公安局と市留置場から再度強制連行され、長春陽溝労働教養所に送られ、不法に身柄を拘束された。労働教養所は法輪功修煉者を迫害する巣窟であり、確固たる修煉者に対し邪悪な「堅固な砦の攻略戦」と称し、長期間睡眠をとらせない、長時間板の上に座らせ、スタンガンでショックを与え強打した。また、冷凍などの各種の体罰をし、毎回多くの修煉者は怪我をしたため、中には身障者になった修煉者もいた。徐さんはこれらの迫害に抗議して、再び絶食をしたため、労働教養所から刑期を延長され、拷問用のごく狭い部屋に閉じ込められ、強引に食事を流し込む潅食で迫害された。流し込むのは塩水で、0.5キロの塩を水に混ぜ2回で全部胃に注入した。人間とは思えない手口で迫害する残酷さは、外部が想像するよりも遥かに超えており、長期にわたって独房で暴力的な虐待をされる。枯木のようにやせ細った徐さんは全身が疥癬のため、両足が化膿し歩けなくなった。このような状況でも労働教養所は釈放しなかった。2003年、家族の強い要求で、5千元を払うことで釈放に同意した。

 釈放された徐さんは、迫害されたため全身に感覚がなく、両眼は失明する直前であった。通化縣病院の医師が「全身で一つもいいところはなく、もう救える可能性は低い」と言った。八中さんが徐さんを見舞に行った時、救える可能性は低く2、3日ぐらいしか生きられないと言った。しかし、徐さんは法輪功に対する信奉が厚く奇跡的に回復した。

 学校に戻ってから仕事をしていたが、公安は徐さんの迫害に気を抜くことはなかった。ある日、徐さんは仕事中に公安に強引に縣公安分局に連行された。その後、徐さんに重い病状が現れ、口から白い泡を吹きだしたため、公安は釈放せざるを得なかった。

 徐さんのその後の生活は、絶えず政法委、公安局、学校の責任者に脅迫され、嫌がらせをされ、その上信仰を放棄するよう強要された。これに加わった人物は、もと縣委副書記・馮麗華、政法委・羅宇、王洪生、高万玉、公安局・何江青、于濟生などである。

 2008年4月23日の夜、通化縣公安局副局長・呉国勝は率先して、于濟生ら多くと結託し、徐さんを強制連行し、家宅捜索を行い、家財を没収した。同時に、公安の別の数人が妻の実家にも行き、不法に家宅捜索し家財を没収した。徐さんの子供と両親は心に大きなダメージを受けた。

 現在、裁判所は徐さんを逮捕するよう決裁し、公安局などは徐さん対し刑罰を下し、迫害を加えようと計画している。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年9月14日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/9/8/185544.html