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台湾中央放送局:フラッシングでの法輪功修煉者襲撃事件を報道


文/台湾大法弟子

(明慧日本)台湾中央放送局は2008年9月9日、高視聴率番組『人民に奉仕する---楊憲宏の時間』で、アメリカ人権法律協会アジア執行長の弁護士・朱婉琪氏を招き、「中国共産党によるフラッシング襲撃事件」の経緯、および中国共産党が海外で法輪功に対して迫害を激化している最新の情況と分析について報道した。

  朱婉琪弁護士は番組の中で、今年5月中旬にフラッシング事件が起きる以前、中国共産党はすでに世界各地の法輪功修煉者に対して騒乱と襲撃事件を起こしていたことに言及した。今年になって、ニューヨーク総領事・彭克玉の扇動による暴徒の法輪功修煉者襲撃事件は、海外においてこの数年来最も組織的で計画的かつ持続的な暴力事件で、直接法輪功を対象にしたものであり、東西の法輪功修煉者はいずれも、すべて暴徒の襲撃目標になっている。それらの法輪功修煉者への襲撃、誹り、罵り、殺人の仄めかしは、国内外の法輪功絶滅を目的にしており、1936年のナチスファシストによる「ガラスを壊す夜」と一致している。

  朱婉琪氏は、今回のフラッシング事件から見て、中国共産党が海外で残忍な手段をとる主な原因は、「脱党支援センター」の存在を恐れているからだという。法輪功修煉者は9年におよぶ迫害に直面し、「中国共産党を解体する」ことが迫害を終結させる唯一の方法であることを十分認識している。そのため、中国共産党が華人地区で憎しみを煽動する等の犯罪の動機が充分あると指摘した。同氏は法律の観点から、現在3カ月あまり続く暴力による襲撃事件は、もはや一般の暴力の刑事事件とは異なり、アメリカ連邦における法の「憎しみによる攻撃」にあたり、暴力の犯罪行為を強めたものと認識され、法輪功修煉者はニューヨークの検察官に「憎しみによる攻撃」の罪名で暴徒を起訴するよう働きかけた。先日修煉者を殴った暴徒たちはすでに起訴され逮捕されたという。

  朱婉琪氏は、これまでの数カ月間、法輪功修煉者はアメリカの警察、FBIおよび国会等に向けて、絶え間なく暴徒の攻撃写真、録画と修煉者の証言を提出した。これに対して、ニューヨークの警察局本部は法律事務を担当する副局長が法輪功修煉者の人権と身の安全を保護することを承諾し、米国議会の35人の議員は更に7月中旬に1通の連署をブッシュ大統領に手渡し、彭克玉の追放と暴徒の居留ビザの取り消し、および中国共産党への抗議を求めた。被害者の王文怡さんたち修煉者も司法に訴えを出しており、訴えられた彭克玉、ニューヨーク州議員・楊愛倫、および市議・劉醇逸に対し司法が調査を始めたと語った。

  司会者の楊憲宏氏は朱婉琪氏の話から、中国共産党は全くのごろつきだ、アメリカの国土でどうしてこのようなことの発生を我慢することができるのか、と率直に語った。同氏は、米政府のこの事件に対する態度はあまりにも弱いという。しかも誰かが金銭的利益を受けている可能性もあり、処置の明快さが不足していると指摘した。法輪功団体は歴史のために証拠を残すべきで、暴徒が悪事を働く証拠を絶えず収集し、摘発するよう提案した。

  番組の終わりに朱婉琪氏は、フラッシングの事件から見て、「脱党支援サービスセンター」は中国共産党の本質を暴きだすことに絶大な効果があり、中国共産党にとって極めて大きな脅威になった。これらは中国共産党がフラッシングで手段を選ばず、法輪功修煉者が脱党支援サービスセンターの活動に参加することを阻止しようとしていることからも明らかだという。中国共産党が暴徒を扇動したフラッシングの一連のごろつき行為はすべてただ滅亡を直前にして一時急に元気になるだけのことで、法輪功がもっと多くの脱党支援サービスセンターを設立し、中国人がフラッシングの事件を通していっそう中国共産党の本質をはっきり見わけ、一日も早く中国共産党から脱退することを望んでいる、と表明した。

 「台湾中央放送局」のこの番組は台北時間の9月11日午後6時15分に放送され、深夜0時15分に再放送された。

 2008年9月15日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/9/11/185709.html