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台湾の画家:「真善忍美術展」、右に出るものなし(写真)

(明慧日本)ヴィジュアルアート修士の張重金氏は、台湾南部の大学などで教鞭をとっている。張氏は行政院の文化建設委員会が編纂した「台湾美術地方発展史」の中でも、屏東区の傑出した画家と称されている。2008年9月10日、張氏は屏東中学で「真善忍美術展」を鑑賞後、記者の取材を受けた。「真善忍国際巡回美術展」は多元的であり、また潜在的にも人を導き、善の道に進ませる働きがあると張氏は語る。3年前に一度、チャンスを逃した張氏は、今回はあらかじめ屏東の人々に展示期間の9月12日午後までに鑑賞するようにと勧めていた。

画家・張重金氏は自分の絵画教室で記者の取材を受けた

 以下は張氏の談である。「この芸術的美術展は、美術的手法による表現がなされていますが、単に写実的であったり、表現されたものを美化するだけのものではありません。教育的な側面も持っているのです。しかも、それだけではありません。さらに精神の昇華を芸術創作の過程の中に表現しているのです。とても神聖なもので、一見の価値があるのです。………中国共産党の人権に対する迫害、特に法輪功修煉者の人権に関してですが、中共はメディアを通じ、さまざまな手段で情報封鎖を行っています。各国の政府や大多数のマスコミは、依然として固く口を閉じています。このことによって多くの中国人は、中共にまんまと騙されてきたわけです。しかし、実はそれだけに留まらないのです。数多くの人が真相を知ることが出来なくなっているのです。法輪功の修煉者は今までいくつもの試練・妨害を突破して来ましたが、これらの修煉者はそれに負けることなく、さまざまな方法で力強く自らの生命力を表現しています。修煉者が心から信奉している法輪功に関しては、まさに精神の昇華を芸術作品の中に表現しているのです。これらの作品群は多元的であるだけではなく、潜在的にも人を導き、善の道に進ませる働きがあります。………法輪功の修煉者は美術展、音楽、舞踊、メディアでの報道など、それぞれの芸術のかたちを通じて、中共による法輪功の迫害の事実を次々と暴露しています。これはある意味で、まさに法輪功が大いに隆盛していることの現れであり、人を善に導いていることの現れでもあるのです。社会に対しても、混乱を鎮めて正常に戻す作用があると思います」と、このように張氏は語っていたのだ。

 また、芸術界や学界からも尊敬されている張氏は、絵画展を見終わって、「迫害に遭われた方々と芸術家たちが不動の信念を持っていることに心から敬服しています」と語った。

 張氏は芸術的視点から、これらの作品に見られる風格についても話した。そしてこのように同郷の人々に鑑賞の手がかりを与えただけではなく、より多くの人々が鑑賞するように勧めていたのだ。

 「………作品の表現方法から見れば、これらは比較的、写実的な作品群と言えます。真実を表現するのですから、写実的な表現が最も適しているわけです。しかし、美術的な表現の形式から見れば、シュールレアリスムにも属しており、比較的ロマンチックでもあるのです」と張氏は述べた。

 「作品からは本当に身を切られるような切実な感銘を受けました。これらは写真を用いて描かれているもの、九死に一生を得て訴える真実の訴訟の実例、さらには画家のタッチを通したもので、みな生々しく表現されています。これらの作品群は、まさに一種の人権迫害に対する力強い告発でもあるのです」と張氏は語る。

 張氏は「真善忍国際美術巡回展」は多元的で、なおかつ潜在的にも人を善に導く働きがあるので、屏東の人々はこのチャンスを逃さないようにと望んでいた。「このような活動は本当に素晴らしいものです。当地の人々は積極的にこれに関わり、これを理解すべきです。………これらの作品は事実を素材としています。真実の、崇高な心を作品の中に表現して、巡回展示を行っているのです。現代において、これらの作品の右に出るものはないでしょう。これは法輪功が尊敬の念を抱かせる、まさにそのワン・シーンとも言えるものです」と、このように張氏は語っていた。

 2008年9月18日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/9/12/185764.html