日本明慧
■印刷版   

黒竜江省:前進労働教養所は高国鳳さんを迫害

(明慧日本)黒竜江省双城市の法輪功修煉者・高国鳳さんは現在、ハルピン市の前進労働教養所で迫害され、体中に傷を負い、頭痛やめまい、高血圧のため身体は衰弱し、満足に話すことさえできない状態である。警官に頭部を強打されたことで足の神経が麻痺し、2人がかりで支えられても歩行困難である。

 2008年9月5日夜、家族は労働教養所から電話を受け、高さんの病状が深刻になったことを伝えられた。しかし翌朝、労働教養所は再び、家族に面会にこないよう高さんはすでに良くなったと言った。家族は訳が分からないので面会に行った。 前進労働教養所に家族が着いた後、警官は慣れたやり方で、病院で診察することを条件に勧めた。1年も経たない間にもともと元気だった高さんは、迫害により自力で日常生活もできないような半身不随になってしまっていたのである。家族はそばにいた10数人の警官に、誰が高さんを殴ったのかと問いただした。 高さんは家族に、唇を震わせながら次のように話した。「常時の侮辱や殴打は言うまでもなく、警官から3回吊り上げられ、何度も気絶した。歩けないのは数日前の夜、警官が頭部(頭部にはまだ傷あとが残っている)を打ったからで、翌朝、顔を洗った時に足が痺れて、だんだん歩けなくなった」と言った。また、高さんはしっかりと家族の手をつかみ、「法輪功を修煉して良い人になることは法を犯していない。すぐに、家族と一緒に家に帰り、この非人道的な苦難を一秒でも受けたくない」と言った。 家族は、高さんの恐れる表情を見て、こらえきれず涙を流した。

 翌朝、家族は高さんを病院へ連れて行こうとしたが、労働教養所は病院へは行かせず、労働教養所の中で診察を受けるよう強要した。 家族は再度面会を求めたが、霍書平という課長は許可せず、すでに回復したと言った。家族は、危篤状態が一日で回復するとは信じられないと言い、霍書平に回復の証拠を求めた。霍書平は証拠を示さず、家族とはもう会わないと理不尽に言った。また、霍書平は高さん殴打の言い逃れをし、横暴に家族を追い払った。

 家族は高さんの安否を心配し、情況を司法局に訴えた。司法局の責任者は労働教養所に連絡した。 9日、家族は再度労働教養所に面会を申し込み、高さんを病院で治療することを要求した。しかし、労働教養所所長は依然として面会を拒否、さらに、理不尽な論理で家族に圧力を加え、「高はすでに回復したが、もし家族が高に会うならば、感動するかもしれない。持病が起こった時は、家族はすべてを引き受けるべきである」と公言した。

  高国鳳さん(53歳女性)は、双城市に住み、夫婦でまんじゅうを売って生計を立てていた。「法輪大法好、真善忍好」と印刷されたシャツを着ていたため、双城市東風派出所の警官に強制連行され、不法に双城留置場で2週間拘禁された。その後、双城公安局国保大隊・トウ会群によってハルピン前進労働教養所で2年の労働教養を科された。現在、高さんは不法に前進労働教養所の2大隊に拘禁されている。 高さんを迫害した直接の凶悪犯は、2大隊の大隊長・霍書平(40歳前後、女性)である。労働教養所で、高さんが法輪大法は良いと大声で叫んだため、警官・霍書平と隋雪梅は叱責しながら殴打し、髪の毛を引っ張って壁にぶつけた。殴られた高さんは鼻があざだらけとなり、顔面が腫れあがった。また、高さんは鉄のかごに吊るされ、しゃがめず、立ち上がることもできず、酷い残虐な体刑で13日間苦しめられた。食事は、一日一碗の粥のみだった。 高さんは断食で抗議したが、霍書平らに野蛮に灌食されたため、血を吐き、窒息し、死ぬ寸前のところだった。霍書平は受刑者や警官に指図し、高さんに睡眠をとらせず、スタンガンで電撃し、刺繍の針でまぶたを刺した。また服で叩き、本で頬を打ち、長期にわたり十分な食事(時には饅頭半個、あるいは粥一碗のみ)も与えなかった。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年9月18日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/9/12/185737.html