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唐山豊潤区:裁判所が法律と人権を踏みにじる

(明慧日本)2008年9月11日9時30分、河北省唐山市豊潤区の共産党政権は裁判所を操り、当地の法輪功修煉者・賈元峰さんの「裁判」を行った。以下、共産党政権による司法の不公正を残らず暴露する。

 一、傍聴を制限

 入廷時に身分証明書および登録傍聴書が必要。会場は30人収容できるものの、裁判所側は15人を限度とし、また身分証明書を持って傍聴書を受け取るよう規定した。傍聴書を発行する際、区610弁公室の副リーダー・何愛栄、及び公安局国保田大隊大隊長・曾祥海は、3度にわたって刑事裁判長に口出しして傍聴書の発行を遅らせたため、開廷時には10人しか傍聴書をもらえなかった。

 二、裁判長が弁護士の発言を阻止

 裁判長・孫樹儁は開廷中、数回にわたって北京の弁護士の発言を阻止した。弁護士は裁判長に、陳述を弁護させないことは法律規定に符合しないと質問した。孫樹儁裁判長は、「我々の裁判所はそういうところだ。また話をすれば裁判を邪魔したことになる」。孫樹儁は裁判長という名の下で、公法に基づいた法律を無視し、侮蔑し、中国国民全体の権利を傷つけた。

 三、開廷前に弁護士と原告を会わせない

 弁護士が開廷前に原告と会うことは法律で許可されている。裁判所はパラリンピックの開催を理由に、原告に会わせなかった。

 その他、裁判官は弁護士のカバンを検査し、検察官は調査しなかった。弁護士は「わたしのカバンを検査し、なぜ検察官のものはしないのか? これは人権に対する不公正であり、一種の違権行為だ」と質問した。また、国保大隊副大隊・曾祥海は私服警官を率い裁判所の外にいる傍聴希望の法輪功修煉者を盗撮しようと目論んだが、修煉者に見つかり、その場で下劣な違法行為を暴露された。

 以上、省略して今回の開廷の不公正を叙述し、共産党政権の堕落した司法、裁判官及び警察の本性を十分に暴露した。9月12日、共産党政権によって操られた裁判所は、法輪功修煉者三人に対し非公開裁判を行った。

 2008年4月28日午前10時、豊潤区北賈莊の法輪功修煉者・賈元峰さんは、劉家営最表仆蠅繁Ⅸ甼荼楕☎匹〄訛靴新抓禾0人によって強制連行された。警官らは不法にパソコン、DVDプレイヤー、プリンタなど1万元に相当する私物を押収した。

 2008年5月以来、唐山市豊潤区では20人程の法輪功修煉者が強制連行され、また牛繼明さん、金淑霞さん、陳麗娟さん、孫秀雲さん、王嘯東さん、曹小玲さん、楊艷ヘイさん、魏玉風さん、董淑青さん、劉紅麗さん、王蘭風さんなど十数人が不法に豊潤区留置場に拘束された。警官らは孫秀雲さんを、「死人ベッド」で3日間拷問し、虐待した。また、金淑霞さんを強打し、曹小玲さん、楊艷ヘイさんら十数人に手錠をかけ迫害した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年9月19日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/9/13/185825.html