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ニューヨーク州議員50人、甘粛省長に秦世珍さんの釈放を要求


文/ニューヨークの大法弟子

(明慧日本)中国共産党の警官に不法に連行され、甘粛省蘭州市ゴン家湾の洗脳班に拘禁されている法輪功修煉者・秦世珍さんの遭遇は、マスコミの報道によりニューヨークの民衆の関心を引き起こした。ニューヨーク州の両院議員50人はそれぞれ、自ら甘粛省委書記と省長に書簡を送り、秦世珍さんを釈放し、パスポートを交付して、彼女にアメリカにいる娘の李宏元さんと団らんさせることを要求した。

  法輪功修煉者・秦世珍さん(67)は、甘粛省の元助教授で、現在は定年退職。2008年5月24日、秦さんは元の職場と蘭州市公安局の警察官にゴン家湾の洗脳班に強制連行され、ニューヨーク州にいる娘の李宏元さんは連絡する手だてが全くない。ゴン家湾洗脳班は蘭州市七里河区ゴン家坪北路136号の古い倉庫にあり、6年あまりの間、ここで迫害されて亡くなったり不具になったりした法輪功修煉者は数知れない。甘粛省ユー劇団の琵琶演奏者の劉植芳さん(48)は禁足され、手錠をはめて吊るされ、2005年7月末に迫害により死に至った。

  5月24日、秦世珍さんはゴン家湾洗脳班に強制連行され、不法に拘禁された間、彼女の血圧は一時、190まで上がった。娘の李宏元さんとその他の法輪功修煉者はこれを知り、積極的に救助活動を展開し、ニューヨーク州のテレビ、新聞等のマスコミも関連情報を報道した。中国共産党当局が67歳の老人に迫害を加えている事を知ってから、ニューヨーク州の両院議員50人はそれぞれ、自ら甘粛省委書記と省長に書簡を送り、できるだけ早く秦世珍さんを釈放し、パスポートを交付して、彼女にアメリカにいる娘の李宏元さんと団らんさせるように要求した。

  2008年9月20日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/9/18/186099.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/9/19/100773.html