日本明慧
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この万古の機縁を失わないように

(明慧日本)私は1997年に法を得ました。ここ数年の修煉において、三つのことをいずれもやっていますが、精進せずにたまに怠けたりします。

 ある日次のような夢をみました。私は一つの真っ暗なところに辿りつきましたが、道がなくなりました。さんざん出口を捜していた時、前方に一つの光景がぼんやりと見えてきました。山と天とがつながるところのようでした。よくよく見ると、一つの梯子が高い空から斜めに降りてきました。上に登るエスカレータのようなものです。多くの法輪功修煉者はエスカレータに登り、自動的に上に登っていました。不思議なことに、一部の修煉者は背中に荷物を背負っており、エスカレータから徐々に下に滑っていました。しかし、彼らの表情からみると、自分が下に滑っていることをまったく知らないようです。また、たくさんの修煉者が続々とそこに駆けつけ、絶えず天のエスカレータに登りました。私は突然悟り、急いで天のエスカレータの方向に走り出しましたが、道がないことに気づきました。絶望のあまり、私は「師父、助けて、私を捨てないで。私も一緒に帰りたい…」と声を上げて泣きました。

 すると、一瞬にして私はすでに天のエスカレートの下にいました。しかし、この時、エスカレータの下はもう洋々たる海に覆われ、エスカレータはもう撤回されてしまいました。間に合わない人たちは機会を失ってしまいました。私はひどく泣いて悲しみ、本当に心の奥底から、喪失感、無力感、恐怖などが一つ一つの細胞に浸み込んできました。私は無限に悔やんでいました。

 この時、一つの声が聞こえました。「見たことを書いてください!」

 目覚めた後、私は師父の写真の前でひざまずき、涙を流しました。私は怠け、恐れと安逸などの執着心に阻まれ、精進できませんでした。しかし、私に希望を寄せた生命のことや自分の偉大な願望と誓約を思うと、思わず恥ずかしくなります。

 精進しない同修達よ、早く目覚めてください! 「皆さんはすべて大法弟子の最も偉大な責任を負っており、皆さんは衆生が救われる希望であります。……億万年の按排では現在は最後の時刻になりました。」(『二〇〇八年ニューヨーク法会での説法』)ここに降りた時の願望及び私達に希望を寄せている衆生のため、この万古の機縁を失わないよう、勇猛精進しましょう!

 2008年9月21日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/8/13/183991.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/8/24/100088.html