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ミズーリ州大学:法輪功修煉者の救援を支持(写真)

(明慧日本)米国ミズーリ州大学商業学院の2年生ボウジンさんの両親は、オリンピック開催の前に中国共産党の指示のもと、警察に不法に連行された。ボウジンさんの父親は法輪功を修煉していないものの、法輪功修煉者の妻を保護したために、警官に留置場で1カ月あまり拘禁され、現在も24時間監視された状態である。母・曹俊萍さんが連行されてから、ボウジンさんは母親との連絡が取れず、外部も行方を知らないという。家族、友人も含め、イ坊市公安局まで情報を尋ねに行っても粗暴に拒絶された。ボウジンさんの叔母・曹俊峰さんも、不法に2008年8月10日から労働教養一年の処分を科されている。

学校新聞の第1面の報道

署名でいっぱいの横断幕

国際学生会のメンバー達はボウジンさんが述べた迫害事実を静聴



多くの人たちが支持の署名をする

 行方不明の母親と不法に労働教養処分された叔母を救援と、米国政府と米国民衆に中国で発生した法輪功修煉者への残酷な迫害に関心を持つこと、および迫害を制止することを呼びかけるため、ボウジンさんと友達は「help rescue my mom and my aunt from China」(中国の母親と叔母を助けてください)というテーマのキャンパス署名活動を行った。

 署名活動の過程で、ミズーリ州大学の学生と先生達は、ボウジンさんに大きな支持と手助けを差し伸べた。彼らは、中国での迫害はとても遠いものと感じていたが、自分たちの身の回りで起きた、迫害を受けている人々のことを聞き、とても心を打たれたと表明した。彼らは署名方式で政府に関心を持たせる他に、また多くの事をして、ボウジンさんの家族を救援のため助けてあげたいと述べた。また、中国共産党の法輪功修煉者への迫害を制止するよう望んでいる。

 Saraさんは大学2年生で、授業へ行く途中で救助活動のパネルを見た。事の経緯を知った後に、彼女はどうしても先に署名すると言い、さらに多くの思い付いた救援活動の方法も話してくれた。

 Diannaさんは、校内のNitelife Clubのメンバーであり、彼女はボウジンさんの事情を知った後にひどく心が痛み、ボウジンさんを誘って自分の団体に行き、被害経緯を伝えて、さらに多くの人にこの迫害を知らせようと考えた。

 学生のAndrewさんは、ボウジンさんに「今日、あなたのお母さんと叔母さんを救援する呼びかけの資料を貰いました。その時、私は署名に行く時間がなかったのです。でも、私はこの感動的なストーリーを読んだ後で、署名に行かなければならないと思いました。あなた達が明日もまた同じ場所にいるといいです」というメールを送った。

 国際学生サービスセンターで勤めているある先生は、初日の署名活動の時に宣伝ビラを受け取った。。翌日、彼女は署名の他に、まだボウジンさんに何か手助けができたらと思ってお金を寄付したかったが、ボウジンさんは辞退した後、「先生がこのすべてを知り、さらに多くの人々にこのことを伝えていただけたら、寄付よりもっと嬉しいです」と述べた。

 学校新聞「The-Standard」は署名活動の翌日、第1面の紙面で、ボウジンさんのストーリーを大きく報道した。そして、学校の学生と先生達に、共にこの事に関心を持つよう呼びかけた。「これは、彼女本人に対する支持だけではなく、人権と人道主義に対する支持でもある」。学生会の主席はボウジンさんに、自分の力の限り、さらに多くの学生と他の組織と一緒にボウジンさんの家族を救援することを呼びかける、と伝えた。

 全校全体の団体代表会議の中で、数十の団体、百数人の代表者達はボウジンさんが述べた被害経歴と救援を聞いた後、すべて熱烈な拍手でボウジンさんの勇敢かつ正義な行為に支持することの意を表した。会議の後で彼らは次から次へとやって来て署名した。そして、彼女に「いかなる困難に直面しても皆で助ける」と言って激励した。

 また多くの人がボウジンさんを激励した。そして、彼女と一緒に、彼女の家族を救援すると話した。キリスト教徒も、「私はあなたの家族のために祈ります。お母さんはきっと無事に家に帰れるでしょう・・・」と語った。

 2008年9月22日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/9/18/186127.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/9/20/100799.html