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河南省光山県の公安局と610弁公室は、3人の法輪功修煉者を強制連行

(明慧日本)2008年9月3日から9日までの間、河南省光山県公安局と「610弁公室」の警官は相次いで6人の法輪功修煉者の家に強制侵入した。そのうち阮祥華さん、簡学富さん、陳良偉さんなど4人が強制連行され、個人所有のパソコン、テレビアンテナ、携帯電話などが奪われた。現在、1人は釈放されたが、他の3人は光山県収容所に拘束されている。

 9月3日午前10時ごろ、法輪功修煉者・簡学富さんの妻が買い物を終えて自宅に戻る際、監視していた3人の警官に尾行され、鍵を奪われて自宅に強制侵入された。その後、「610弁公室」のメンバー・武衛国、張仁政、屈応徳など5人が車で駆けつけた。室内は荒らされ、一緒にいた法輪功修煉者・阮祥華さんは手錠をかけられ撮影された。その後、阮さんと簡さん夫婦の3人は県公安局まで強制連行された。阮さんと簡さんは県の収容所に拘束され、簡さんの妻は夜10時ごろ釈放された。

 簡学富さん(40)は、中学校の教師である。法輪功の修煉を放棄しないため、中共政権により不法に4年の労働教養を科され、5回に渡って強制連行された。

 阮祥華さん(43歳女性)は、かつて各種の疾病を患っていたが、法輪功を修煉して病気が完治した。中共政権によって2回強制連行され、私生活も侵害された。

 9月3日午後4時ごろ、「610弁公室」の黄ミアオという警官は、同メンバー5人を連れて城南に住んでいる女性法輪功修煉者・簡さんの家に強制侵入した。簡さんの夫の仕事用パソコンを奪い、翌日、再びやって来てテレビアンテナも奪った。

 9月9日午前10時ごろ、警官・武衛国など6人が城東三里橋村の法輪功修煉者・陳良偉さんの家に強制侵入した。陳さんは留守だったが、脅迫された家族が陳さんの行方を漏らした。警官らは勤務先のホテルに行き、陳さんを「610弁公室」まで強制連行した。その後、警官は陳さんを20時間立ったままの姿勢にさせ、睡眠をとらせず、唇や耳にライターの火をつけるなどの拷問を受けた。

 翌日、家族が面会した際、陳さんの太ももが腫れ、唇と耳に焼かれた痕があるのを発見した。

 現在、6人の法輪功修煉者が光山県収容所に拘束されている。今回強制連行された3人の法輪功修煉者以外にも、2007年1月と2008年5月に強制連行された法輪功修煉者・陳良和さん、胡応賢さん(女性)、王新成さんがいる。彼らはそれぞれ2年、3年、4年の懲役を強いられている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年9月22日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/9/19/186176.html