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岳乃明さんが北京で受けた迫害状況

(明慧日本)岳乃明さんは北京市海淀区空軍総院向かいの路地で店を開いていた。2008年4月27日、岳さんは店から警官に強制連行された。家族は海淀区公安局からの通知で、岳さんが逮捕されたことを知った。

 岳乃明さん(45)は吉林省出身である。周りの人が法輪功を修煉しているのを見てその素晴らしさを感じ、特に法輪功はお金が要らないと聞いて、素晴らしいものだと断定した。そして岳さんは、2002年から法輪功の修煉を始めて、心身共に効果を実感した。修煉前には、岳さんはよく酔って暴れ、お酒を飲んでばかりいた。しかし修煉を始めてからは、お酒を断ち、隣人にも優しくなり、法輪功の真相を伝えた。隣人も岳さんが修煉していることを知り、彼に対してとても優しくなった。

 岳乃明さんの妻の家族は岳さんが連行されたことを知った後、車で岳さんの店に来て、私物を持ち帰ろうしたが、待ち伏せていた警官に捕まり、車も押さえられた。岳さんの妻の母は、病気のため薬を飲まなければいけないため家に帰されたが、他の者は一晩拘留されて、翌日釈放された。

 岳さんは北京市海淀区公安局に連行されてから、派遣処に送られて迫害を受けた。さらに、北京市団河労働教養所に移送されて迫害を受けた。北京五輪開催の口実の下、再び遼寧省蒼県関山子教養院で迫害を受けた。この期間中、岳さんは断食し(計46日間)、公安病院で強制治療された。

 家族は関山子教養院へ4回面会に行ったが、3回だけ面会できた。1回は五輪開催を口実に面会ができなかった(関山子教養院は五輪およびパラリンピック期間中、法輪功修煉者と家族との面会を禁止した)。

 タクシー運転手の話によると、五輪期間中は法輪功修煉者たちを5台の車に載せて、北京から遼寧省蒼県関山子教養院に移動させて迫害したという。岳さんが公安病院で迫害を受けていた時、テレビ局に勤務していた法輪功修煉者(本籍吉林省農安市)も同じ病院で迫害を受けていたという。

 2008年9月23日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/9/22/186352.html