日本明慧
■印刷版   

ニューヨーク:老人ホームで行なわれた法輪功修煉者の帰還祝賀イベント(写真)

(明慧日本)2008年9月19日午前、米国アップステート・ニューヨークのグラバーズビル(Gloversville)にある老人ホームは、喜びの笑い声が絶えなかった。60人以上の来賓は、中国から救出された法輪功修煉者・李秀蘭さんの帰還一周年を祝っていた。老人ホームの責任者ミュラー(Catherine Mueller)氏は、自ら今回の活動を手配し、司会も行なった。

老人ホームの責任者ミュラー氏と李秀蘭さん

真剣に功法を学ぶ老人ホームのお年寄りたち

ニューヨーク州議員バトラー氏は祝辞で李秀蘭さんの帰還一周年を祝賀

 2007年、李秀蘭さんは法輪功の真相を伝えたため、中共の警官に不法に連行され、大興の洗脳班に移送された。その後、米国の大使館と国会議員らの救出活動により釈放された。そして2007年9月19日に渡米し、娘と再開した。

 祝賀会では、米国の国会議員マックナルティ(Michael McNulty)氏と代表Jasewicz(TerryJasewicz)氏が、李秀蘭さんに自由、平等の象徴である米国の国旗を手渡した。彼女は講演の中で、米国の人権を尊重する立場に重ねて言明した。ニューヨーク州議員バトラー(Marc Butler)氏は今日の活動に対して特別に祝辞を送った。現在、不法に中国の蘭州市ゴン家湾の洗脳班に拘禁されている法輪功修煉者・秦世珍さんの在米の娘は、自分の母が被っている迫害を述べた。

 来賓達は真剣に話しを聞き、拍手、喜びと感慨で李秀蘭さんに対する祝賀を表現した。また、秦世珍さんに対する同情と、法輪功修煉者が迫害に遭っても恨みを持たないこと、そしてその堅忍な精神に敬服したと述べた。その後、20人近くのお年寄りたちは法輪大法の功法を学んだ。ある姉妹がいて、妹の方が早く動作を覚え、ずっと姉に説明していた。姉は立って歩けないため、座ったままでもできる腕の動作が正確にできるように教えていた。 

 ミュラー氏は、お年寄り達がこんなにも長い時間、静かにしていたのを見た事がないと言った。また、法輪功の動作はこんなに緩やかで、年配の人もに適しているので、11月にお年寄り達が来るのでまた功法を教えてほしいと話した。

 老人ホームのお年寄りは、若い人は50歳、最年長は90歳を超える。彼らの中には、ベトナム戦争時の老兵もいて、かつて海外で有名になった舞踏家もいる。また、双子の姉妹もいる。お年寄り達はここで、絵を描いたり、花などを栽培したり、裁縫をしたり、それぞれ趣味を持ちながら天寿を享受している。

 活動が終わった後、ある先生が法輪功修煉者の前に来て、激励と支持の意を表した。ある90歳を過ぎたイタリア人のおばあさんは元気満々で、彼女は自分が話せる唯一の中国語「法輪大法はすばらしい!」を誇りに思っているという。

 2008年9月25日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/9/23/186437.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/9/25/100934.html