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河北省:秦皇島東洋医学病院の医師・常力中さんが受けた迫害事実

(明慧日本)2008年9月9日午前7時半、河北省秦皇島市の法輪功修煉者・常力中さんの妻と子供は、仕事と学校へ行くために家を出ようとしたとき、港城大街派出所警官・張宏全ら3人がその隙に常さんの自宅へ乱入し、常さんを連行しようとした。

 常さんと家族は、その不法行為に全力で抵抗した。寝室に入ってドアを閉め、警官らがいくらドアを押して壊し、叩いて恐喝しても、常さんは動揺せず開けなかった。ドアの向こう側の警官に法輪功の真相を伝え、1時間後の午前9時ごろ、警官らは去っていった。

 常さんは秦皇島東洋医学病院放射科の主任医師で、秦皇島文明里小区16棟1単元5階に住んでいる。妻は秦皇島市水道局の職員で、子供は10歳前後。常さんは2006年3月、国保大隊に連行され、不法に家を差し押さえられ、個人の物や現金数万元を奪われた。秦皇島第一留置場に監禁されていた間、酷い暴力を受け、野蛮に灌食された。常さんはこれらの迫害によって、数日間歩くことができず、全身が腫れ、危篤に陥ったため釈放された。1カ月後の5月11日、体が回復したばかりの常さんは、国保大隊の警官と勤務先の病院の上司が結託して再び連行され、保定労働教養所で1年半の労働教養を不法に強いられた。この半年間、常さんと家族は中共政権の人員に私生活を侵害され続けた。

 2008年5月30日、港城大街派出所の警官・高は常さんの借りている家に侵入した。その後、銃を持って階段に隠れていた警官・魏も侵入した。2人は何の証明書もない状況下で、近くのホテルに外国人のスポーツ選手が宿泊しているため、オリンピックの安全を口実に、ホテルの近くの常さんの家を調べるといった。

 常さんはその無理な要求を拒否したが、その2人は4〜5人の警官を呼んで、強制的に家を捜査した。パソコン、テレビ、ステレオ、法輪功の書籍など2万元相当の物品を奪った。そして、常さんを秦皇島第二留置場に監禁した。

 このことで港城大街派出所は、大家を威嚇し、罰金を科し、常さんたちを追い出すように要求した。突然のことで、常さんの妻は大家の損害を減らすため、6〜9月まで住んでいないのに家賃を支払い、そのほか2000元も支払った。早く出ないといけないため、倉庫のような部屋を借りて家具を置き、妻は子供を連れて親戚の家に行った。これによる経済損失は1万元にも上ったという。

 その12日後、常さんは秦皇島第一留置場に送られ、6月20日、健康に問題があったため家に戻った。

  6月22日以降、建設大街派出所警官・劉鋭と秦皇島東洋医学病保衛科・書記は交代で、常さんの家に来て騒ぎ立てた。また7月、建設大街派出所の警官や街道弁事処も毎日のようにきて、常さんの行動を監視した。

 7月31日、海港区検察院は常さんに電話をかけ、現在の状況を聞くため検察院に来るように言ったが、いつも虚言で騙している中共政権の言うことは信じないほうがよいとわかっている常さんは行かなかった。

 2008年9月27日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/9/21/186272.html