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遼寧省本渓市:劉廷恒さんは「法制センター」の迫害により死亡

(明慧日本)2007年4月12日、本渓市公安局の警察官は再び地元の法輪功修煉者を不法に逮捕し、劉廷恒さん(64)を強制連行した。劉さんは不法に本渓市労働教養所に拘束され、いわゆる「法制センター」という強制洗脳班で迫害を受けた。院長の劉紹実は「教育、感化、救助」の看板を掲げ、想像もつかない卑劣な手段を使い、法輪功修煉者を強制的に洗脳し、迫害を加えた。

 すでに4回にわたって逮捕された劉さんは、今回不法に9カ月拘束され、家族の面会の権利までも奪われてしまった。警察官に虐待され、胸部から下には腹水がたまり、1カ月床についたきり起きられなかった。本渓市労働教養所はやっと老人を釈放したが、家に戻って20日目の2008年6月9日朝、劉さんは冤罪が晴れないまま、この世を去った。

 劉さんは2001年に不法に本渓市威寧労働教養所に拘束された時、悪辣な警察官は彼の両手を背中に曲げて手錠をかけたまま、独房に閉じ込めた。手錠はすでに手の肉に食い込み、翌日、手と腕は太く腫れ上がった。こうして毎日24時間手錠をかけられる拷問が20日間続いた。労働教養所の「政委」の忠維が劉さんの拘束期間を6カ月延ばしてしまったので、劉さんは独房での拷問を受けた後、6大隊に移送され、長期にわたって「板座り」を強いられた。当時の隊長は劉江朋であった。悪辣な警察官はつねに受刑者を唆し、法輪功修煉者を殴らせた。修煉者たちは毎日13時間にわたって板に座ることを強要された。その間、話すことや動くことも許されず、トイレに行くことも報告してグループで一緒に行くしかなかった。

 当時6大隊に拘束された法輪功修煉者は、常に吊り上げられて手かせをかけたままで高所から手錠をかけられたり、背中で手錠をかけられたり、独房に閉じ込められたり、引っ張られる拷問を受けたり(引っ張られる拷問:顔を上に向けて、それを上に向かって24時間引っ張られたり、逆に顔を下に向けて、下に一日中引っ張られる。おろされても、手も足も腫れ、腕や足が動かなくなる)、さまざまな残忍な迫害を受けた。

 劉さんの義理の息子・付暁東さんは2006年10月28日、自宅から高峪派出所に強制連行され、同じく本渓市労働教養所に拘束されている。2007年12月中旬に警察官にひどく殴られ、ショックを起こした。彼の妻が8歳の息子を連れて来て、家族との面会を要求したが、管理課の孟令欣は「会わせない。どこに訴えてもいい」と無頼漢のように振る舞った。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年10月27日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/8/1/183187.html