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吉林女子労働教養所:若い女性、迫害され心神喪失に

(明慧日本)吉林省農安県の21歳の法輪功修煉者・王平睿さんは、2008年5月、白城市で母と一緒に強制連行され、2年間黒嘴子女子労働教養所5大隊に不法に拘禁されて労働教養を科され、迫害のため心神喪失状態になった。家族との面会も拒絶された。

 王平睿さんは11歳で両親と共に法を得て修煉を始め、師父と大法を堅信している。背が高く色白で美しい彼女は、純粋でまだ幼さの残る顔立ちであった。警官は「5大隊に美人がきた」と噂した。警官らはこのような若い女性に対しても同様に迫害した。「5書」を書かかせようとして拒絶されると、複数の警官で囲んで恐喝しののしった。隊長・王麗梅はスタンガンを使って電気ショックを当てたが、王平睿さんは「法輪大法は素晴らしい」と大声で叫んだ。また作業場で奴隷のように酷使されている他の法輪功修煉者に対して「おばさん、そんな仕事をしないで、彼らと事の是非を論じて、家に帰りましょう」と叫んだ。

 警官は彼女を独房に閉じ込めたが、彼女は小窓に向かって「法輪大法は素晴らしい」と叫び、煉功もしていた。警官・肖愛秋は彼女を手錠でベッドにつないで両足をつるし上げ、受刑者の李功挙、于秀明に指図して彼女を殴り蹴らせた。また地面に叩きつけたり、ベッドからベッドへ投げたり、またもっぱら目を叩いた為、彼女の目はひどく充血した。

 男性のような顔つきの受刑者・秀明于は、王平睿さんの服を全部脱がせ、ベッドに縛り付けて侮辱した。夜になっても布団をかけず凍えさせた。このような酷い目に遭っても、王平睿さんは彼女らを憎むことなく、差し入れされた食品を受刑者達に分け与え、受刑者たちを「お姉さん」と呼んでいた。王平睿さんは「私は法輪功修煉者で、師父は私に善を修めるようにいわれたので、私は彼女達を済度しなければなりません」と言った。

 善良な王平睿さんは毎日24時間ずっとベッドに縛り付けられたまま動けない上、さらに頻繁に殴打され、迫害によって意識朦朧となった。労働教養所の生活係の担当が「あなたは精神病ですか?」と聞くと、彼女は「私は病気ではない」と答えた。他の受刑者が「精神病と言ったら釈放してくれるよ」と教えたが、「駄目です。法輪功の名誉を傷つけることはできません」と彼女は言った。王平睿さんは長期にわたり非人道的な苦難に遭い、心神喪失になった。

 舒蘭の法輪功修煉者・喬紅艶さんは、2008年の春、黒嘴子女子労働教養所5大隊に不法に拘禁され労働教養をうけた。不法な強制労働を拒絶したため、警官・張麗紅らに殴られ、電気ショックを受け、数日間話すことも動くこともできないほど迫害された。警官らは自分たちの行為がばれるのを恐れ、彼女を独房に閉じ込めて他の法輪功修煉者を接近させず、更に家族との面会も拒絶した。

 労働教養所5大隊の隊長・王麗梅、及び生産副大隊長・蘇桂英は結託し、長期間残酷な手段で法輪功修煉者を奴隷のように酷使した。蘇桂英は加工作業の仕事を大量にとってきた。例えば輸出用の手づくり工芸品の蝶を作る仕事などだ。これら工芸品に使われている羽は、すべて毒性の化学薬品で染色してあるため、2007年春、加工過程で多くの法輪功修煉者に嘔吐、めまいなどの症状が現れた。

 警官らは利益のために仕事量を増やし労働時間を延長した。毎日14時間、朝6時から夜の7、8時まで、トイレや食事のための5分か10分以外一秒も休ませることなく働かせた。

 農安県の法輪功修煉者・牛玲さん、白山の法輪功修煉者・劉芳さんは、真善忍を修めることは罪ではないとして、受刑者の名札と強制的な労働を拒絶した。そのため、警官にスタンガンで電気ショックを当てられ、仕事場で連続14時間も立たされた上、牛玲さんは食事の時に手錠をかけられた。劉芳さんは2007年2月から1年半も不法に強制労働教養させられ、2008年8月には満期になったが、刑期を延ばされ、現在すでに3カ月が過ぎて家族との面会も拒否されている。

 情報によれば、現在黒嘴子女子労働教養所は未だスタンガンで法輪功修煉者を迫害し、他の各種手段で法輪功修煉者を奴隷のように酷使しているという。

 2008年10月29日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/10/26/188547.html