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遼寧省凌海市:劉玉栄さんは不法に監獄内の病院で監禁される

(明慧日本)遼寧省凌海市翠岩鎮の法輪功修煉者・劉玉栄さんは、法輪功を修煉していることを理由として6年の実刑判決を言い渡され、今もなお、瀋陽監獄で拘禁されている。

 劉さんは中学校の教師を勤めていた。5月29日午後、凌海市翠岩鎮派出所の所長および7人の警官らは突然、劉さんの家に侵入した。警官らは劉さんおよびその妹の劉玉清さんに、法輪功の創始者である李洪志先生を罵るよう強いたが、姉妹は無理な要求を拒絶した。

 警官らは、劉さん姉妹を翠岩派出所まで連行し、その後、別の警官が劉玉栄さんの家に侵入し、家宅捜索を行なった。家宅捜索ではたくさんの家具などが壊され、またパソコン、プリンタ、法輪功の書籍などを没収された。31日、警官らは再び劉さんの家に侵入して写真を撮影し、いわゆる事後的な調査を行なった。度重なる不法侵入に遭い、劉さんの母は精神的に大きなショックを受けた。

 劉玉清さんが釈放されてから、劉玉栄さんは続けて錦州第二留置場で拘禁されていた。しばらくして、病気になった劉玉栄さんを釈放する条件として、警官らは劉さんの家族に800元を支払うよう求めた。しかし、劉玉栄さんに関する情報は一向に確認できていない。8月23日午前、80歳の劉さんの母は、家族の同伴のもとで錦州第二留置場で娘との面会を求めた。しかし、留置場側は面会を拒否した。

 劉玉栄さんが6年の実刑判決を言い渡されてから、9月15日ごろ、錦州第二留置場からパトカーで瀋陽監獄に連行され、身柄を拘束された。実質的に、劉玉栄さんはずっと不法に監獄内にある病院に拘禁されていた。数日前、監獄側は劉さんの家族に電話をして、面会ができると通知した。しかし、家族が面会に来たのを見て、警官らは劉さんの母だけ面会を認めた。劉さんの母は、迫害を受けて大変傷だらけの娘を見て、非常に悲しんでいた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年10月30日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/10/25/188462.html