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アイルランド時報:留学生、カウエン首相に母親の救済を求める

(明慧日本)アイルランドのブライアン・カウエン首相が訪中する際、UCC大の学生・唐亮さんは首相に対し、母親の王愛琴さんの救済を求めた。王さんは法輪功(ファルンゴン)の修煉を理由に、今年の6月、中共政権の手によって不法に逮捕され、思想改造施設に強制的に拘禁されている。なお王さんは、近々3年から7年の実刑判決を不法に下されるという……。

 アイルランド時報の10月21日付けの報道によると、唐亮さんは今週、間もなく訪中するカウエン首相に対し、中共当局に母親の拘留に関する書簡を提出するよう呼びかけている。

 唐さんの両親は、北京オリンピック開催前に河南省で『共産党についての九つの論評』のDVDを配布していたところ、中共関係者に身柄を不法に拘束された。その後、父親は釈放されたが、母親はいまだに拘束されている。

 唐さんは、20日に行われた記者会見で、次のように呼びかけた。「私の両親に罪はありません。これは中共政権に対して、罪なき人々の釈放を要求する良い機会でもあるのです」。

 また、法輪功(ファルンゴン)の修煉者・趙明さんも、記者会見に出席。趙さんはベルリン学院の在学中に、中共政権に一度身柄を不法に拘束された。趙さんは当時のアイルランド首相の救援により2年後に釈放、アイルランドに送還されている。

 この件について、趙さんは次のように述べている。「カウエン首相が本件に関われば、唐亮さんのお母さんも釈放されると思います。そうすれば唐亮さんもお母さんを心配することなく、続けて勉強に集中することが出来ます。また国際社会から救済の声を発することは、非常に重要なことでもあります。アイルランドの法輪大法(ファルンダーファ)学会を通じて、私は以下のメッセージをカウエン首相にお伝えいたします。──法輪功(ファルンゴン)の修煉者に行われている臓器摘出の残酷な行為、ならびに法輪功(ファルンゴン)のために活動し、拘禁されている高智晟弁護士について、中共政権に強く交渉していただきたく思うのです──」。

 本件については、オトゥール議員、ならびにデビッド・ノリス議員など、アイルランドの政界人が法輪功(ファルンゴン)を支持している。

 2008年10月30日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/10/23/188376.html