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世の中の愛情と婚姻の不幸を見抜いた


文/黒龍江省の大法弟子

(明慧日本)今日は法輪大法を修煉後、この世での因縁関係が理解できたことを同修達と交流したいと思います。同修にとってよい参考になり、修煉していない世間の人にとっても世の中の恩讐がわかり、因縁を信じる人が客観的に物事を見て、悪い事をしなくなればと思います。

 私は大陸の大法弟子で、今年46歳です。両親は小さいときから私を掌中の珠のように可愛がっていて、何でも私の言いなりになっています。私の上に兄が2人、下に弟が1人いました。私の学生時代に甲というクラスメートがいました、彼とはなんとも言えない縁があり、とても親しく感じて、近づきたいと思いました。いわゆる愛情ですが、運が悪く、素晴らしい縁に見えたのですが、とんだ間違いで一緒になれず、2人は互いを忘れられないまま、心に苦い思いが残りました。その時、私は現在の夫と知り合って、結婚しましたが、幸せではありませんでした。夫は兄妹の多い大家族で、結婚後、子供を1人生みました。産後1カ月経たないのに、雨水で服とおしめを洗っていたので、リューマチを患ってしまいました。その後、心筋炎、精神官能症になって、毎日薬を飲みました。夫の家族は皆かんしゃくを起こしやすく、問題だらけでしたし、夫も私と子供の面倒を全然みてくれず、自分さえお腹いっぱいになればよいという人でした。このようにして8年あまり過ごして、私は人生に希望を失っていました。

 この時(1996年初め)、私は幸運にも大法を得て、体の疾病が全部なくなりました。法を勉強することによって、人生のすべてが分かり、心の疑問も全部解けました。全ての怨恨もなくなり、家庭の中で心性がだんだん上がって、人になる目的は返本帰真であることが分かりました。人間は本当に苦しいと感じて、一心に修煉したいと思いましたので、世の中のすべてにこだわることなく、法の要求に基づいて絶えず自分を修めました。

 2006年初めから、私は親戚、友達、同僚、同窓生に真相を伝え始めました。ある同窓生に真相を伝えた時、甲の婚姻も不幸で、現在は某局の局長だという話を聞きました。彼との昔の事を思い出して、思いが強くなり、その思いを取り除くことができず、時には修煉する前と同じようにつらい気持ちになり、ひどい時は泣きそうになりました。甲に真相を伝えて、彼を救済する事を口実にして彼に会いに行こうという念がよく出てきましたが、心では本当に済度したいと思ってはいませんでした。このような中で、私は大法をもって自分を律しましたが、その状態は繰り返し、1年余りも続きました。次第に弱くなりましたが、完全にこの思想業力に勝つことができませんでした。この期間中、師は何度も慈悲に私を暗示してくださり、これは旧勢力が私の因縁関係を利用して巨大な業力を作って、私を破滅させようとしていることを分からせてくださいました。そして、人を救済しにきた事を常に忘れないように心がけました。

 ある日、私はある前世を見ました。私は現在の夫と、その前世でも夫婦で、子供を1人生みましたが(その子供は今生の同窓生である甲)、私は夫が気に入らず、夫とまだ歩けない子供を残して、家出したのです。その時、子供が両手で私の首にしがみついて放さず、自分の顔をしっかりと私の顔にくっつけて泣いていました。それでも、私は心を鬼にして家出したのです。その後、子供は軟骨病になって、病死しました。

 今思い出してみると、今生のすべての不幸は、まさに前世の借りを返していると、今になって分かりました。この世で暮らす時に、他人に対する思いやりは、まさに自分に対する思いやりなのです。業力を作ってはいけません!

 2008年11月3日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/10/27/188582.html