日本明慧
■印刷版   

観念が変わればすべてが変わる

(明慧日本)2008年7月、私は真相を伝え、三退(脱党)を進めるために姉の家に行きました。しかし、姉は三退しなかったばかりか、私自身も修煉者の基準によって自分に要求しませんでした。法も学ばなければ、煉功もしませんでした。そのため、体に病状が出てしまいました。全身に力がなく、目がよく見えず、眩暈も頭痛もありましたが、よく食べたり水を飲んだりしていました。姉はそれを典型的な糖尿病の症状だと言いました。姉と姉の夫も糖尿病があります。姉は私を病院まで連れていき、検査をしてもらったところ、確かに糖尿病でした。血糖値は14.6、尿糖+4でした。その時、姉は鍼灸の治療を受けており、私もそこに行って半月ぐらい治療をしてもらい、少し良くなりました。

 姉の家から帰ったとき、ちょうどオリンピックの開催中で、迫害はますますひどくなり、町では何十人もの法輪功修煉者が捕まえられました。怖かったので、弟の家に1カ月ほどいました。その間ずっと体の調子は良くありませんでした。家に帰った後、調子はもっと悪くなり、全身無力で、話すことさえ困難になりました。もうこれ以上我慢できないと思ったときに、姉がインシュリンを使ったらよくなると話したことを思い出し、治療を受けて少し良くなってからまた煉功をしようと思いました。私は迫害が怖かったうえ、夫は私に同修との連絡を許さず、法もあまり学ばなかったので、心性がなかなか向上できませんでした。それで、夫の付きそいで病院にいき、検査をしてもらったところ、血糖値18.8、糖尿は+4で、心臓供血不足、白内障、右目の底に血瘤があることが分かりました。医者は入院して治療をする必要があると言い、次の日に入院することになりました。

 家へ帰る途中、同修のAに会いました。どこへ行ったのかと聞かれたので、病院に診察を受けに行ったと答えました。同修は修煉者には病気なんかない、全て旧勢力が作り出した状態なので気にしなくてよい、気にかける必要はないと言ってくれました。そして、一緒に同修Bの家へ行って話し合おうと勧めてくれました。それで、午後に同修Bの家に行きました。2人とも、私が法において向上しさえすれば体の調子は良くなると言ってくれました。

 その時の私は体が辛く、精神的にも辛かったのです。だから、同修の話は全然頭に入りませんでした。あなた達には病気がないから気軽に言える、何を言われても明日病院に行こうと思っていました。しかし、私たちが一緒に正念を発したところで、わたしの思惟は完全に変わり、同修の話をちゃんと受け入れられるようになりました。

  同修は、修煉者だから問題があった時は法理に基づいて考えるべきで、常人の考え方ではだめだ、すべては内に向かって探すべきだと言いました。私は最近の修煉状態を反省してみると、三つのことは一応やっているものの、精進しておらず、緩んでいたことが分かりました。毎日『転法輪』を読んでいましたが、精神は集中していなかったので、法理が読み取れず、向上できなかったので、魔難が来た時に常人の理で考えてしまいました。体が辛くなると病気だと思って、今の状態になったのです。

  内に探してみると、迫害を恐れる心が重いと分かりました。同修が捕まえられたと聞いて怖くなって同修と連絡したくなくなり、怖ければ怖いほど夫は厳しく見張り、一歩も家を出ることを許しませんでした。だから、法を実証することに以前のように頑張らなくなり、法を正す進展について行けないため、邪悪に隙に乗じられ、体を迫害され、旧勢力の按排に陥りました。

  急に迫害された根本的な原因は、自分の正念が強くないこと、法理についてはっきりしていないこと、観念が変わっていないこと、そして恐れる心があることだと悟りました。師父が「あなたはまったく、三界内の生命ではなく、すでに常人ではないのです。ですから、正念が強ければ、何でも解決することができます。あなたの体に現れた病業は、関を乗り越えるためのものであり、見た目は、必ず病業の状態になり、決して神が病気にかかるような現れではありません。それなら、正念で対処すべきです。あなたは修煉者だからです。ですから、それは決して本当の病気ではありません」(『ロサンゼルス市での説法』)と説かれた法を思い出しました。私は修煉者です。病気なんかないはずです。師父がこんなにはっきりと言われたのにどうして分からなかったのでしょうか!

  また姉の家にいる時、何度も針灸治療に行きたかったのに、姉が連れて行ってくれなかったことも思い出しました。今、それは師父が姉の話を通して私を悟らせてくださったことが分かりました。その時は分からなかったため、遠回りをしてしまいました。本当に悔しいです。邪悪は逮捕と違う別の形で迫害をしているのです。認めてはいけません。

  ここまで分かると、心身が非常に楽になりました。2人の同修に「もう病院へは行きません。よく時間を作って、法を学び、煉功をします。師父が要求された三つのことをしっかり行います。旧勢力の按排を否定します」と言いました。夜に同修の家へ行って、一緒に法を学び、煉功をし、交流しました。

  次の日、自分が別人に変わったような気がしました。今までの症状は全部消え、すべて正常に戻りました。師父が代わりに苦痛を受けてくださったことを知っているので、師父への感謝の気持ちはどんな言葉でも表すことができません。私は夫に「体はすっかり良くなりました、私は必ず同修と一緒に大法のことをやります。以前は怖かったので、体が悪かったのです。本当に私のことを思うなら、これから私に自由に自分のやるべきことをやらせてください。どんなことをしたらよいかちゃんと分かっていますから、安心してください」と言いました。私の変化を見て、彼も変わりました。学法に行っても法を実証することをしても、干渉しなくなりました。

  これはまさに「観念が変わればすべてが変わる」のです。私はまた法を正す道に戻りました。良く法を学び、自分をよく修め、勇猛精進し、より多くの衆生を救い済度し、円満して師父について元のところへ帰ります。

  2008年11月22日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/11/9/189472.html