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遼寧省瀋陽の優秀教師親子が拘禁される(写真)

(明慧日本) 遼寧省瀋陽市三十八中学校を定年退職した元高級(中国の教師の資格)教師・楊淑卿さんと娘の李方芳さんは、「真・善・忍」に従って良い人を目指して修煉していたが、オリンピック前に瀋陽市和平支局十四緯路の派出所の警官に連行された。現在、すでに4カ月間も不法に拘禁されており、楊さんの夫は一人だけ家に取り残され、誰も世話をする人はいない。

瀋陽大法法輪功修煉者・楊淑卿さんと娘の李方芳さん

 楊淑卿さんは今年68歳で、生涯英語の教育に従事し、瀋陽市第五中学校、一三五中学校(現南昌中学校)、三十八中学校で教鞭をとってきた。楊さんは仕事熱心で、生徒たちに対して優しく、大変好感をもたれ、「優秀教師」に選ばれた。仕事と家庭で長期にわたって働いてきたため、多くの慢性疾患を患い、いつも腰や足が痛み、苦痛で耐えられなかったという。1996年に法輪功を修煉し始めてから体が不思議に快復し、ここ10年来、一度も薬を飲んだことはない。

 楊さんの娘・李方芳さんは瀋陽大学外国語学部を卒業し、聡明で、よく働き、マクドナルドの東北地方の運営マネージャをしていた。2004年から法輪功を修煉し始め、重かった胃病がすぐに良くなり、性格もより一層善良に、より熱心になった。親子はいつも生活に困った友達にお金や物を送っては助けていた。親子を知っている人は、みんな二人は良い人だと話していた。

 2008年、オリンピック前に、共産党人員は瀋陽ではばかりなく法輪功修煉者を連行した。6月24日午後2時半ごろ、瀋陽市和平支局十四緯路派出所の警官は楊さんの家に押し入り、楊さん夫妻と娘を十四緯路派出所に連行した。それだけでなく、警察は不法に家財を没収し、法輪功の書籍、ノートパソコン、コピー機、携帯電話、高級ゴールドペンなどを奪い去った。その後、夫は釈放され、楊さんと娘は不法に造化地区に位置する瀋陽市留置場に拘禁された。

 話によると、瀋陽市公安局和平支局は、楊さん親子のいわゆる「訴訟事件」として検察院に報告したが、証拠不足として拒絶された。現在、親子2人はもうすでに4か月間も拘禁されている。70歳近くの夫一人だけが家に取り残され、孤独で寂しくてたまらない日々を送っている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年11月22日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/11/9/189485.html