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河南省:法輪功修煉者の王守仁さんが労働教養所で殺される

(明慧日本)河南省エイ陽市喬楼鎮東郭村に住む法輪功修煉者・王守仁さんは、鄭州市白ミョウ労働教養所で迫害された。食事を取ることすらできなくなり、体が痩せ果て、自力で生活できなくなり、危篤状態に陥った。しかし、迫害を実施した労働教養所は何の責任も負っていない。命が危険な状態に陥った王さんは家族のもとに引き渡されたが、2カ月後の2008年9月14日この世を去った。

 王守仁さん(64歳男性)は河南省エイ陽市喬楼鎮東郭村老官嘴組の農民である。1997年から法輪大法の修煉を始めている。王さんは普段の生活の中で人にとても優しく、正直な人であった。1999年7.20から法輪功が不法に中共に迫害された時、王さんは「法輪功は『真・善・忍』を基準に修煉して最も良い人になることに何の間違いもなく、何の罪もない」と思い、これはきっと大きい冤罪であると考えて自ら人々に法輪功の真相を訴え始めた。2000年の9月のある日、真相を伝えている時に中共の宣伝を信じ込んだ人に密告され、エイ陽市公安局政保科の悪質な警察に連行された。そして同時に不法に家宅捜査を強制された。その時、師父の写真、法輪功の書籍など個人財産が没収された。王さんもエイ陽市外貿(対外貿易)会社の二階の部屋に数か月監禁され迫害された。その後、中共の党校の洗脳班に3カ月洗脳された。

 2002年、夏のある日の夜中、王守仁さんは自宅に侵入してきた中共の警察に拉致され、洗脳班に入れられ、またも2か月の洗脳迫害を受けた。2003年8月21日また拉致され、エイ陽市東関留置所に20数日間監禁され虐待を受けた。

 2004年、王守仁さんはまた2回ほど拉致され洗脳班に監禁され様々な迫害を受けた。王さんは暴力の前で法輪功への信仰をやめなかった。それを知った中共は2005年、王さんを不法に懲役一年間の労働教養の冤罪を下した。鄭州市白ミョウ労動教養所に監禁され、毎日十数時間の過酷な労働を強制された。当時(2005年頃)労動教養所の警察は利益のために、労動教養所に監禁されている人たちを強制し、偽の農薬を加工させ、実態を知らない農民を騙して莫大な利益を手に入れていた。2006年4月、悪質な警察の呂双福は拘禁されている法輪功修煉者一人一人に法輪功を中傷した内容のアンケート用紙を配り、強制的に答えるように攻めた。王守仁さんはこれに応じようとしなかった。すると、呂は王さんを当番室に連行し、足の骨を強く蹴った。足から血が流れ出して止まらなかった。それでも呂は暴力をやめなかった。王さんを地面に倒し、体中を足で蹴った。

 労動教養所で様々な迫害を受けたが、自宅に戻った王さんは『真・善・忍』の信奉を堅く守り、修煉を続けていた。2007年5月、王さんは何の理由もなく再びエイ陽市国保大隊に拉致され、鄭州市白ミョウ労動教養所に入れられ、一年半の労動を強制された。白ミョウ労動教養所第三大隊は中共の指示に従い、法輪功修煉者に毎日十数時間の過酷な労働を強制し、奴隷のような扱いを実施した。2008年新年前は毎日18時間働かせ、新年の後は15時間に変えた。そこの警察は交替して隣で監視し、休憩も許さなかった。

 長時間の奴隷のような過酷な労働を強制され、王守仁さんは痩せ果てて、食事を摂れず、時々激しく吐き出していた。非人道的な迫害を受けた王さんはついに自力で生活もできなくなった。命の危険を感じていた労動教養所は責任を逃れるために、家族を脅迫して、危篤状態に陥った王さんを家族の手に渡した。2カ月後の2008年9月14日午後8時20分、王さんはこの世を去った。酷く迫害を繰り返された王さんは中共の手によって殺された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年11月23日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/11/22/190282.html