日本明慧
■印刷版   

許せない迫害(写真)


文/林巧蓉

(明慧日本)台湾台北士林で行った「真・善・忍国際美術展覧会」には多くの人々が観賞に訪れた。画家のきめ細かい技巧に皆が絶賛し、さらに中国共産党の法輪功修煉者に対する迫害を知り、彼らは「許せない迫害」と大声で叫んだ。

高校生の陳又華さん(右)と親友の楊舒涵さん(左)は美術展を鑑賞した後、とても真面目にアンケートを書いた

 高校生の陳又華さんは、姉が駅前で受け取った1枚の美術展のチラシを見て、絵画が大好きな陳又華さんは、すぐに親友の楊舒涵さんに電話をして、美術展に一緒に行く約束をした。2人は日曜日の早朝、士林公民館で久しぶりに会い、美術展を鑑賞しながら昔話をした。

 休日の朝は、鑑賞する人は少なかったが、芸術を熱愛する2人はスタッフの解説を聞きながら観賞した。

 第一展示スペースの主題は「法輪大法は素晴らしい」で、一枚一枚の絵画から明るさと、心地よさを感じた。最初に陳又華さんと楊舒涵さんの目に入ったのは崑崙さんの『仏像』という作品でした。厳かで、慈悲で、きめ細かい彫塑はまるで仏像が本当に目の前にいるように感じた2人は、驚いて「これは国際レベルの美術展で、一見の価値があります」と叫んだ。

 『仏像』以外に、2人が最も気に入った作品は、陳肖平さんの『純心な呼びかけ』『学法』、董錫強さんの『保釈して受診』、『法輪を刺繍する』、汪衛星さんの『忍』などである。画家の技巧がとても素晴らしく、絵はとてもきめ細かく、色調もとても調和しており、明暗法や絵の構図はすべて一流であり、これらの画家は大変素晴らしいと彼女らは感じた。

 「中国共産党の法輪功修煉者に対する残虐な迫害は人間性のかけらもなく、同様の人間でありながら、どうしてこのような事ができるのですか?」と驚きの表情を見せた。 

 法輪功修煉者達が迫害に遭っている作品を見て、2人はとても驚き、「こんな大事件が、どうして報道されないのですか?」としきりに尋ねた。解説員は彼女達にこう教えた。中国共産党は国家の財力でメディアの報道に干渉しているので、法輪功修煉者の中の傑出した画家達は、世の中に知られていない真実を絵筆で記録した。邪悪な中国共産党はどんな悪い事でもやりかねないことを2人は聞き、頭を横に振りながら「これが事実だなんて本当に信じられません。迫害の手段は残酷すぎます。まったく許せません」と話した。

 二人は以前、法輪功はパレードをして静かに座ることを好むものだという印象を持っていた。今回、全作品を見てようやくわかった。法輪功修煉者達はパレードをして法輪功の素晴らしさを知らせること以外に、中国共産党の迫害をも暴露している。静かに座っているのは中国共産党に対する抗議を表しているのであり、「このような平和的なやり方が大好き」と彼女達は語った。

 最後に2人は、この美術展はとても素晴らしく、どの作品の背後にも彼女達を感動させる実話があり、修煉者たちの堅忍不抜な意志にとても敬服させられたと語った。また「芸術は必ず良いものが必要で、良い美術展は生活において感銘を強めるだけではなく、考え方も広がります。このような機会を通して、他人の考え方を悟ることもできます。また、よい芸術作品は、自分に対しても、他人に対しても良く、社会に対しても有益であり、プラスになります」と語った。

 美術展を鑑賞して、2人は真面目にアンケートを書き、解説員に感謝しながら「この美術展をずっと続けて欲しいです」と語った。

 2008年11月24日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/11/20/190109.html