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遼寧省の熊安明さん、張玉蘭さん夫婦に対する残酷な迫害

(明慧日本)2008年4月23日夜から翌朝にかけて、遼寧省の警官らはいわゆるオリンピックを安全に開催するという名目で、本渓市公安局の警官らによる警官のもと、40人以上の法輪功修煉者を拘束した。40人の中には、70歳を超える高齢の修煉者もいれば、家庭主婦もいた。今回の大規模な不法逮捕と家宅捜査の際、警官は令状などいかなる法的な書類を提示することもなく、ドアや窓を壊して侵入するなど、追いはぎなみの乱暴ぶりで、修煉者を不法に拘束したうえ、個人所有物を没収した。

 23日夜、本渓市明山区派出所の警官らは、法輪功修煉者・熊安明さん、張玉蘭さんの家に侵入するためドアを破壊していたとき、夫婦は仕方なく自宅3階から飛び降りた。そのため、張さんは腰を骨折して入院した。警官は熊さんを明山派出所に連行して尋問を行なった。さらに、家宅捜索を行なって大量の現金や物品を没収した。

 入院する費用がなく、張さんは保釈された。それ以降、警官らは続けて張さんの家に不法侵入し、私生活を侵害した。さらに、本渓裁判所、検察庁、公安局派出所などのいわゆる国家機関は、張さんの法的責任を追及しようとして何度も逮捕しようとした。張さんは警官らによる理不尽な迫害から逃れるため、2人の未成年の子供を連れて各地をさすらった。しかし11月15日、張さんは負傷した腰が極度に痛み、死に至った。7歳になったばかりの子供たちの面倒を見る人もいない。

 熊さんは不法に拘禁され、不法に実刑判決を言い渡される恐れがある。11月17日、熊さんの父は、孫を連れて本渓市明山区裁判所で息子の釈放を求めた。しかし裁判所は、二人の警官は熊さんを死体安置所での妻の検死に同行した。10分ほどの説明の後、また熊さんをその場から連れ去った。

 警官は何度も熊さんの両親の家に侵入し、私生活を侵害した。熊さんの母は日々の圧力のため、病気を患い、病床に伏したままである。熊さんの父は、嫁の葬式のためにいろいろな所に借金をしている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年11月25日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/11/22/190284.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/11/24/102504.html