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物質について

(明慧日本)『明慧週刊』(第352期)の「すべての良くない物質を取り除く」という一文を読んで、非常に啓発を受けました。まさに『転法輪』の中で書かれているように、「実は物質と精神は同一のものです」、「心性が高まってくると、身体を構成している物質も間違いなく変化が起こります。どんな変化でしょうか? あなたは、今まで追求し執着していた良くないものを、捨てることになります」、「着実に修煉しなければ、功が伸びるはずはありません。なぜなら心性の高さがそこにあるからです。あなたの功が伸びる時、次元の高い人から見れば、あの執着心、あの物質が消えると、頭上に尺度が現われるのが見えます」。私は自分の空間の中で、良くても悪くても皆物質であると認識したので、この物質の障碍を突破すべきだと決意しました。

 これまで、朝煉功するときはいつも眠くて、あくびをしながら第二式の法輪椿法のときにいつも体が揺れていました。後天的な観念のため、よく寝ていないからだと思っていました。これまで同修と一緒にいるときも、同修が朝早く私を起こしたとき、私はまだ起きることができていました。しかし、この物質が重くなるにつれて、誰も私を起こせなくなりました。それから、師父が夢の中で何度も私に啓示を与えてくださり、私はそれを突破しようと思っていました。しかし、全世界同時に煉功する時間帯になっても、いつも起きれません。朝の発正念の時間すら起きれず寝たままでした。私は、自分より年下の同修と話していたとき、同修は笑っていました。毎回、全世界の大法弟子が煉功、発正念する時間を台無しにしてしまっては、師父、同修、そして自分の衆生に申し訳ないではありませんか。私は非常に恥ずかしく感じました。

 同修の体験を読んで、「いかなる形もあるにせよ無いにせよすべて物質で、人の欲求も含みます。修煉者は人から出て初めて神になることができ、人から出るにはまず各種の欲求を取り除くことです。つまり、食べ物に対する執着や、眠ること、人間世界の情、人間世界の道理に対する執着を取り除かなければなりません」と書かれていたところがありました。それを読んだ私は、忽然と分かりました。私はもはやこれらの物質に惑わされるわけにはいきません。それを乗り越えなければなりません。そう思った私は、昨日の夜、この物質を突破しようと思うと、夜12時になっても少しも眠たいと思いませんでした(これまでは夜10時になると必ず寝ていました)。数日前、私は一日8時間近く寝ていたので、失った時間をすべて取り戻すべきだと思い、私は今日、まず明慧を読まなければならないと思いました。明慧を読み終えて、すでに午前2時半になり、続けて私は煉功しました。このようにして、午前5時になってやっと寝ました。翌日、会社に行っても少しも眠いとは思いませんでした。私が言いたいのは、一人の修煉者として、大法に従って修煉すると決意したならば、実行さえできれば難しくはありません。

 ここまで来て、私は師父の説法を思い出しました。「あなたの空間場にあるすべてのものは、あなたの大脳の意識によって支配されています」、「すなわち彼の身のまわりの空間場の範囲内にある物質すべてが、彼の意識によって演化するからです。それは「心による変(へん)化(げ)」とも呼ばれます。」(『転法輪』)悟れたら必ず実行できるはずで、実行できれば必ず向上につながり、向上できれば必ずこの次元を突破でき、この次元の物質はもはやあなたを制約せず、逆にあなたによって支配されると私は悟りました。

 実は、私達の本性とは、いかなる人間の観念もなかったのですが、度重なる輪廻転生の中で、人間世界で後天的に形成された強い物質の観念があるため、修煉者を阻んでいます。しかし、私達が少しでも向上できれば、これらの本来私達に属しない物質がそれによって取り除かれます。しかし、私達があまりにも執着したり、ひいては人とけんかするなど、自分が正しいと思い、いつも争うことばかり考えると、表面的に正しいかどうかは別として、人と争い、自分が正しいと思い、自分が他人より良くできていると思うことは、いずれも後天的に作られた観念によってもたらされたものです。

 私は今、このことについて認識できました。私もまたこれらの物質を必ず取り除くよう努力します。さまざまな執着心は皆、物質的な存在です。私達はただそれを突破し、それの制約を受けなければ、心性も向上します。今、私の言っていることについて、皆さんはとっくに悟っているかもしれません。ぜひ、私個人の体験談を通して、修煉のプラスの要素になり、全体で向上しましょう。

 以上、個人の感想にすぎないので、正しくないところはご指摘をお願いします。

 2008年11月26日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/10/24/188296.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/11/7/102047.html