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真善忍国際美術展を鑑賞した園長:画家の真意が伝わり感動した(写真)

(明慧日本)台湾台北の士林公民会館で「真善忍国際美術巡回展」が開催され、見学者の波は絶え間なく続いている。幼児教育に従事している鄭以甄園長は次のように語った。「美術展が人を惹きつけるのは、作品中に画家の真意が表され、知らぬ間に自分と絵の人物との間に、感情の共鳴が生まれるからだろう。これらの画家は本当に素晴らしい!」

鄭園長(右)は、作品は静かだが、かえって生き生きとして命があると称賛

姚崇琪氏の作品『家宅捜索』。警官が家財を差し押さえる場面で、利口でかわいい小弟子が『転法輪』を抱き、足どりはしっかりしていないようだが、その一歩がとても大きく、希望が感じられる

 鄭園長は、士林での美術展を見学した後で次のように述べた。「人物の表現は最も難しい。通常、文字での表現はそんなに難しくはないが、絵を通じて、描いた表情から人物が思っていることを表現できれば、その画家はかなり高い水準にある」。

 仕事の関係で、鄭園長は多くの時間を子供と付き合い、子供の純真さをしみじみと感じている。子供が思うことがそのまま表現されているので、美術展の作品から、すべての人がこの貴重な純真さを感じることができるだろう。

 董錫強氏の『孤児の涙』という作品では、両親が法輪功を修煉していることで、中国共産党に迫害されて亡くなったため、一人残された幼い女の子の表情を見ていると胸がしめつけられるという。陳肖平氏の『純真な呼びかけ』では、幼い女の子の期待する眼差しが何かを教えていることを人に探求させる。鄭園長が感動したのは、画家が内心の境地を明らかにし、完璧に作品の中に表現していることだと言った。

 鄭園長は、姚崇琪氏の『家宅捜索』が最も気に入ったという。警官が家財を差し押さえる場面に直面し、利口でかわいい小弟子は迫害を知り、しっかりと『転法輪』を抱いて隠すつもりだった。ぽっちゃりとした体で、足どりはそんなにしっかりしないようだが、しかしその一歩がとても大きく、希望があると感じた。鄭園長は、作品は静かだが、かえって生き生きとして、命があると称賛した。

 「人は人に対してどうしてそれほど残忍なのか?」鄭園長は法輪功修煉者が「真・善・忍」を堅く信じ、中国共産党に残酷に迫害され、その上、迫害はまだ中国大陸で持続的に発生していることを知り、本当に驚いている。絵の裏の真実のストーリーはとても悲しいが、必ず真相を人々に伝えようと思っている。修煉者の「真」は最大の力の一つであり、世間の人々に真相を伝え、感動させる。「真」はすべての偽物を克服することができる。

 2008年11月30日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/11/18/189980.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/11/20/102402.html