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労働教養所の警察官は法輪功修煉者の食事に薬品の投入を認めた

(明慧日本)最近労働教養所に勤めているある警察官に会った時、彼はかつて拘束されている法輪功修煉者の食事に秘かに薬品を投入したことを認めた。私は彼に「それは犯罪です」と言い、そして「どんな薬でしたか?」と聞くと、「降圧剤等。すべて医師が処方したものでした」と答えた。私は「中国の労働教養所や刑務所で、多くの法輪功修煉者は医師に強制的に有毒性の薬品を注射され、中枢神経を破壊する薬を飲まれた後、間もなく死亡しました。あるいは精神に異常が現れたり、体が不自由になったりしました」と話した。さらに、「あなたは医師に処方された薬が毒薬や中枢神経を破壊する薬剤ではないと確定できますか?」と聞くと、彼は黙って考えていた。

 続いて「私は遼寧省のある労働教養所に不法に隔離され『転向』を強いられた時、警察官は秘密裏に受刑者に指示して、私の食事に薬剤を入れていました。この受刑者は釈放された時、残っている薬を私に渡し、警察官の指示でやったので残りは自分で飲むよう私に告げました。薬のラベルは全部英語だったので、何の薬なのか分かりませんでした。もしその受刑者が私に教えてくれなければ、私は警察官らがこんな卑劣で下品なことをやっているとは想像もできませんでした」と彼に話した。

 しかし、今、振り返ってみると、当時、私の両手は真っ直ぐに引き延ばされて、鉄のベッドの上で手錠をかけられたり、一日18時間以上、椅子に座らされたり、まだその他の数々の拷問を受けていた。連続して数日間、24時間一睡もできず、虐待されていた。その時、私の頭や体に激痛が走り、鼻水と涙が止まらず、もう耐えられなくなり、そしてだんだん意識がぼんやりしてきて、いくつかの部屋に移されたような気がした。しかし実は、まったく部屋は変わっておらず、ただ精神的に錯覚が生じただけで、それは彼に薬を飲まされたせいだと思った。

 私はこの警察官に「今は法輪功修煉者、『法輪功迫害追跡調査国際組織』及び国内外の正義感のある人々は共に中国共産党が法輪功修煉者を迫害した証拠を集めています。これから修煉者を迫害しないでください。文化大革命の時、張志新さんは真実を語っただけで、『反革命派』とされ、瀋陽市大北刑務所、つまり現在の遼寧省女子刑務所に拘束されていました。そこで、輪姦され、精神に異常が出ました。最後に死刑を言い渡されたが、死刑が執行される前に、彼女を黙らせるために、刑務所の医師は麻酔をかけないまま、残忍にも彼女の喉を切断しました。そして文化大革命が終わった後、当時、張志新さんを迫害した悪人らはすべて当然の報いを受けました。彼らはすべて上の命令を履行しただけですが、スケープゴートにされました」と言った。

 さらに、私は「あなたは法輪功修煉者の食事に薬を入れ、もし彼らを死亡させたり、体を不自由にさせたりしたら、あなたには罪はないのでしょうか? しかも、最後にあなたの上司もすべての罪をあなたに押しつけます」と話すと、彼は「ええ、彼らは警察官までも殺すことができます」と頷きながら言った。「彼らはこのようなことをやった時、いつも暴かれるのを恐れています。あの医師も上司から指示を受けてやっているのです。すべては『610弁公室』がやったことです。すべては秘密裏に行われたので、何も分からない警察官もいます。もし法輪功修煉者が、あなたが入れた薬を飲んで死亡したり、精神が異常になったり、あるいは体が不自由になったとしたら、あなたは直接に人を殺したのではないでしょうか? この責任を逃れることができますか?」と聞いた。

 最後に私は彼に『偽火』、『風雨天地行』、『2008年新唐人全世界華人新年祝賀祭』等の真相資料を見せた。最後に帰る際に、彼は「今回はとても来るに値しました。これからは法輪功修煉者を迫害しません。彼らには私の両親と同じくらいの年齢の人たちもいます」と言った。そして彼は「修煉者に対して優しくすると、福の報いがありますか?」と私に聞いた。私は「福の報いがあります。修煉者が迫害されているそんな邪悪な環境において、修煉者に優しくして、修煉者を迫害から保護できれば、将来あなたはきっと大きな福の報いを受けます。無量の功徳があり、神もあなたを保護します」と答えた。

 幸いなことに、この警察官は本当に真相が分かるようになり、中国共産党の組織から離脱した。その上、法輪功修煉者を通じて大紀元ネットで覚醒の声明を発表し、自分と家族に美しい未来を選択した。

 ここですべての国内外の正義感のある方々に、正義感のある中国大陸の警察官も含め、共に中国共産党による法輪功への迫害を暴露し、9年も続いてきたこの迫害を直ちに停止させるよう呼びかけたいと思う。信仰には罪はない。


 2008年12月25日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/12/11/191392.html