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張立田さんが迫害により死亡、遼寧省検察院と陳情受付事務室は家族への対応を拒否

(明慧日本)法輪功(ファルンゴン)修煉者・張立田さんは錦州刑務所の警官に殴られ、死亡した。家族は2008年12月23日、瀋陽市の遼寧省検察院を訪ね、警備員に阻まれた。来意を説明すると、陳情受付事務室に行かなければならないと言われた。

家族は1キロの道を歩いて、陳情受付事務室に着いたが、厚いガラスの壁に隔てられたまま、陳情するしかなかった。家族は遺体の検死と死因の調査を要求したが、応待の幹部は「お前の要求は行き過ぎだ。受理できない、錦州に帰るように!」と言ってから、直ちに「次の人」と叫んだ。

次の人は1千万元に関連する訴訟だが、この中共幹部は陳情を聞いてから、また受理を拒否した。張さんの家族は失望しながら瀋陽を離れるしか道はなかった。

錦州市城郊地区検察院、錦州市検察院及び遼寧省検察院はいずれも家族の検死の申請という正当な要求を不法に拒否した。特に、錦州城郊地区検察院の劉菲(音)と錦州市検察院の宮佩合は仕事の態度が非常に横暴で、市検察院の李世成は「お前らにとって、人の命にかかわる案件は重視しているかも知れないが、俺たちにとっては毎日のことであり、何でもないことだ」と家族に暴言を吐いた。家族が検死申請を経て分かったことは、中国共産党関係者は受刑者と結託して、真相を隠し、受刑者を庇って、被害者家族を虐め、被害者である張さんの遺体を受刑者の程軍と張宝志の手に渡した。

張立田さんは山東省莱州市在住。遼寧省朝陽市精密鉄鋼工場の職員であった。法輪功を修煉してから、「真・善・忍」の法に従い、自らを律した。法輪功が中共に迫害されてから、張さんはよく地元の公安に私生活を侵害された。2008年4月、山東省で遼寧省錦州市公安局反×教支部隊及び太和支局の警官に連行され、錦州市に移送、第一留置場に拘留された。同年8月、不法に5年の判決を下され、10月から錦州刑務所第二十監区に移送された。同年11月17日、第二十監区の程軍、副監区長・張宝志及び受刑者に暴行され、死亡した。張さんは殺されたが、自宅には70歳の父親と9歳の娘さんが頼るべき人を失った。

(注):法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照

2008年12月26日


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/12/27/192360.html