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正念でこの迫害に対処すべき


文/大陸の大法弟子

(明慧日本)大法弟子はここ9年余り迫害を受けています。この迫害は私達の修煉に大きな関門をもたらしました。この難関を突破するには、正念をもって対応しなければなりません。9年も過ぎましたが迫害はまだ続いています。これは私達大法弟子全体が迫害に対する正念が足りないということではないかと私は思います。

師父は迫害が起きる前の最後の説法『米国中部における説法』(1999年6月26日)の最後に「どんな厳しい環境下でも、皆さんは心を落ち着かせるべきです。いかなる心も動じなければすべての変動を制することができるのです!」と説かれました。師父はすでに私達に間もなく起きる迫害にどのように直面すべきか、どのようにその関門を突破するかを教えてくださいました。しかし私達は師父の要求に従って、しっかりと正念を守るのではなく、人心が起きてしまいました。

これらの人心の表れは 二つに分けられると思います。一つは解脱を求める心で、迫害が早く終わることを望み、その環境から抜け出すことだけを考え、正法終了の時間に対して執着し、常人に依頼してこの迫害を止めさせようとする、外部環境の変化に期待する心です。前段階ではオリンピックに執着して共産邪党が崩壊することを期待しましたが、現在は常人の弁護士に依存しているのです。もう一つは迫害されることを恐れる心(恐怖心)で、もっとも多いのです。正々堂々と法を実証し衆生を救い済度する勇気がないのです。私達の多くはこの関門を乗り超えることが出来ず、人心に動かされていますが、それは正念ではないと思います。

この迫害を止めさせ、この関門を乗り越えるには、迫害に対する確固たる正念がなければなりません。自我を放下し、迫害に対する執着を無くすべきです。迫害はすでに起きましたが、私達は迫害を無視し、恐れず求めず、いかなる人心も動じることなく、やるべきことをしっかり行わなければなりません。私達は正法の道をしっかり歩み続けながら、三つのことをよく行い、慈悲の心をもって法を実証し、衆生を救い済度しなければなりません。慈悲で純正なる正念で、この迫害を否定し、旧勢力の迫害を引き延ばす口実をなくして、迫害を徹底的に止めさせて、この関門を突破していかなければなりません。

以上は私個人レベルでの認識ですので、正しくないところは皆さんからのご指摘をいただきたいと思います。


2008年12月29日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/12/28/192409.html