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真相を説明する時は、闘争心を放下しよう


文/中国大陸の大法弟子

(明慧日本)私はバイクと電動自転車の販売店を経営しています。仕事の関係で、往来の人々と接触が多く、直接に真相説明できる便利さがあります。接触する人が多く、説明することも多いので、自分の経験と方法を書きだして、皆さんの参考になればと思います。

 大法弟子の歴史的な使命は人を救うことですので、よく考えて、異なる人に対して異なる方法を使わなければなりません。私の経験では、農民は比較的に勧めやすいのです。彼らは質朴で、単純な考えを持ち、社会の下層部にいるため共産悪党の悪事を切実に体験しています。更に重要なのは、大部分の農民が少し天地神に対する畏敬を持っていることです。このような人に対しては、「天が中共を滅す」などを言えばよく、もし彼があまり信じなければ、よく話し、言い争わないことが大事です。私の言い方は、「災難があるかどうか、天が××党を処罰するかどうかに関わらず、私達はその難を望まない、難があっても我々にあたらないことが望ましい。家族の平安のために、やはりこの党を離れた方が良いでしょう。あなたから何を取ることも無く、あなたを何に参加させることもありません。ただあなたに内心から脱退させたいのです。私はあなたのためだけを考えています」。こんな話は普通に受け入れてくれます。

 悪党に期待している人や、都市に住み、生活レベルが割に豊かで、生活に困らない人たちに対しては、勧めることはちょっと難しいのです。彼らは生活が豊かなので悪党の悪さにはっきりした認識を持っていません。こういう都市の人たちは大部分が「無神論」を信じており、悪党の毒害をひどく受けています。彼らは農民ほど単純ではなく、機転がきくので自己保護意識が強く、たとえあなたを信じるとしても直接あなたに無関心を表す可能性があります。その上この人たちは大部分がある心理的な優越感を抱いていますので、彼は心の中で軽蔑していて、あなたはただのバイク経営者に過ぎないと思っています。

このような人に対しては、神とか仏などの言葉を控えて、主に悪党の悪行を話します。しかしこれでも彼らは受け入れられない場合もあります。例えば、文化大革命、土地改革に言及すれば、あれは情勢に応じた必然な展開であり、今はよくなったじゃないかと言い、もし大雪の災害、地震に言及すれば、彼らは悪党が災害の後に成果を挙げたといい、いかなる国も私達に及ばないと公言するのです。このような場合は、もし続けて悪党の罪を話したら、論争が起きるのは間違いないのです。この時は常人の執着について話し、常人の闘争心に挑戦してはいけません。もし自分の感情と口の快感ばかりにひたっていれば、人を救うことはできず、かえって逆効果です。たとえば、ある人が私に「胡某某は如何に賢明で偉大であるか」と話せば、私は直接彼に反駁せず、「そうですね、華某某(悪党の前党首)は在任の2年間に、ずっと何事もなく平穏でした」と表面では彼に合わせて話しますが、実際には違う意見も言い、真相を話します。聞く側にとっては、自分の自尊心を傷つけられると感じないで、共鳴してくれます。

 もちろん、どう言っても聞いてくれない人がおり、さらには「あなたは金を稼ぎなさい。こんなことをしてどうするの? バイクの営業に専念したほうがいい」と揶揄します。どのような人もいます。このような人と会っても、私はがっかりとしません。機会があったら多く話し、言って聞かなくても彼に今後真相を聞かせるように準備します。

 どの階層の人に真相を説明するにも関わらず、私は最も重要なポイントは闘争心を放下することだと思います。法を実証することも修煉です。私達はよくこういう経験があります、私達が闘争心を起こした時に、道理をわきまえないで、感情で是非を判断してしまうと、理性的に考えなくなります。今の常人社会はとても複雑で、人々がとても上調子なので、闘争心を私達よりもっと引きおこしやすいのです。だからぜひ落ち着くようにして、道理と気勢で他人を圧倒しようとしないでください。優しい心で彼らを感化して、初めて常人が分かる部分をよみがえらせてこそ、彼らが自分ですばらしい未来を選ぶことができます。

次元に限られており、同修達の慈悲のご叱正をお待ちしております。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/12/21/191972.html