日本明慧
■印刷版   

郭淑珍さん、田小玄さん親子は不法に判決を下された(写真)

(明慧日本)黒龍江省双鴨山市の法輪功修煉者・郭淑珍さん、田小玄さん親子は、2008年11月に中国共産党政権の裁判所に7年と8年の不法判決を言い渡された。以下に、郭淑珍さん、田小玄さん親子が受けた迫害を暴露する。

郭淑珍さん
田小玄さん

法輪功修煉者・郭淑珍さん(60歳前後の女性)は、黒龍江省双鴨山市向陽小区供電の社宅に住んでいる。2008年1月9日、双鴨山市尖山分局の双山派出所副所長・韓暁秋は、警官・彭澗秋、宏偉などを率いて、郭さんの自宅のドアをこじ開けて無断で侵入した。不法に家宅捜査をし、ノートパソコン1台、レーザープリンタ1台、カラープリンタ1台、移動ハードディスク1台、コピー機1台、紙切り器2台、大、小ホッチキスそれぞれ1個、複写紙の7件、色複写紙の2件、ビニール袋の口止器1台、ディスク600個、光ディスクの袋15包、師父の肖像、師父の説法の書籍数冊などを持って行った。さらに、現金7000元を奪った。その後、郭さんと家族3人を連行し、不法に24時間監禁した。そして、郭さんは双鴨山留置場に送られた。

法輪功修煉者・田小玄さんは、黒龍江省双鴨山市に住む郭淑珍さんの娘である。2008年1月9日、警官が郭さんの家を捜査するとき、田さんはちょうど母親の家にいたので、その状況を見て脱走したが、落ち着く所がない状態になった。

 6月11日の午後、双鴨山市「610弁公室」の警官・杜占一、鄒徳寛、1人のネット上のスパイ警官と、宝清県政保科科長・謝雲桐、白、王秀麗、王心誠、杜雲竜、杜福祥、張鋭光等は宝清県田さんの仮の住所に来て、戸籍を調査するという名義でドアをノックしたが、宝清県田さんが入れなかったため、杜占一は隣の家から壁を乗り越えて庭に入り、窓をこじ開けて、不法に田さんの家に侵入した。彼らは私服で、何の証明書もないまま、田さんを宝清県公安局に連行した。宝清県の刑事偵探科と経済偵探科も参与した。

 警官は田さんを拘留して15日後に拘留証明を出した。警官は田さんに拘留証明にサインを強要したが、拘留証明書には7日間拘留すると書いてあった。しかし実際、田さんはずっと不法に監禁され、拘留期限を超過している。拘留期間中、杜福祥と検察院の孫桂誠は法律を知りながらも法を犯し、田さんに刑具を使って自白を強要した。2昼夜審問され、寝ることも許さず、足には錠をかけられ、「トラの椅子」に座らされた。この刑具は外傷がなく、徐々に両足の感覚がなくなり、歩けなくなるのである。

 11月18日、宝清県裁判所は9人の法輪功修煉者に不法な判決を下し、田さんは8年の刑を言い渡された。北京市浩東弁護士事務所の唐吉田弁護士が、田さんの無罪弁護をした。唐弁護士は「この事件は調査、起訴、裁判の過程でほとんどの点が違法である。法の権限のない機関が調査、起訴、裁判を主導し、刑事訴訟は法に違反している」と指摘した。唐弁護士は「3人の長、いわゆる公安局長、検察院検察長、裁判所所長、この3人の長が調査の期限、起訴の日時、裁判の日時を勝手に決め、これらには違法点がある」と言った。

 また、唐弁護士は「双鴨山市の警察は不法な強行措置を採り、召喚、拘留などの文書は全部事後に補ったものである。拘留期限を延ばして、期限超過した不法拘禁の疑いもある。一連のものは刑事訴訟法の第69条に違反している。田さん等は黒龍江双鴨山の警察側に調査される過程で、自白強要の拷問をされたと証言し、証言記録をとる人も1人で、実際の刑事訴訟法には2人でなければならないと規定されている。時間の書き換え、サインも後にされたもので、これらはすべて事実を隠蔽するためである。何人もの人が、警察側は当事者に就寝を許さなかったと証言している。長期に亘る迫害は、彼らの身体に極度な圧力を加えて、自白をさせたと思われる」と指摘した。

 11月26日、双鴨山市尖山区の中共政権の人員は裁判所を操り、郭さん、王耀軍さんを不法開廷し、2人の高齢者は10カ月間監禁され、さらに7年の不法判決を下された。

 郭さん、田さん親子が不法に判決を下されたことは、家族に大きな衝撃をもたらし、傷つけた。2008年6月、田さんが連行される前、田さんの家は常に警官に見張られていた。警官は親子を連行すると同時に、自宅に侵入した。まったく馬賊と同じである。

(注):法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照


  2009年1月6日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/12/26/192318.html