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新聞編集長:神韻は「真の美」を表現している

(明慧日本)(明慧記者蘇青)米国ロサンゼルス地区のレイク・ビューテラス市とモントローズ市で発行される新聞「Foothills」の編集長を務めるデヴィッド・デミューレ(David Demulle)氏は香港やシンガポールを訪れたことがあり、いわゆる中国文化の公演も見たことがあるという。それらの公演を見た感想は、「こんなものはラスベガスでも見られる」という感じだったという。2009年1月2日、デミューレ氏は神韻国際芸術団のパサディナ市公会堂(Pasadena Civic Auditorium)での公演を鑑賞した。公演鑑賞前の彼には疑問があった。「一体どのようなものだろうか?」。

斬新な領域を見せてくれた

 「最初に目に入ったのはダンサーと美しい衣装で、これは見たことのないものでした!」デミューレ氏は公演終了後のVIPレセプションで記者にこう告げた。「そして、司会者が現れ、今日皆さんはこの様な演目を見ることになるというのです。一人の門外漢にとって、司会者はまるで手を引いて、全く知らない新しい領域に導いてくれるような感じでした。本当に見直しました」。

 デミューレ氏は演目で表現している精神世界の内包に非常に興味があるという。「ここにいる皆さんのほとんどが多かれ少なかれ、仏教などについて聞いたことがあると思います。西洋人として私は、いろいろなところに旅行に行ったことがあり、雑誌などからも見たことがありますが、それらはほんの一部に過ぎません。しかしこの公演が見せてくれた精神的な内包は、私が全く知らなかったものでした。私はこれらに接することができたことを大変嬉しく思います」。

 デミューレ氏は、法輪大法については聞いたことがなく、神韻の公演を通じてもう一歩理解を深めたい願望が沸いてきたと語った。「私が思うには、ダンサーたちの手の動きはきっと信仰と関係があり、あのカールした髪はきっと佛の姿でしょう。学校ではこのようなことを習ったことがありませんが、これはきっと一種の信仰で、彼らは『美』を表現しており、観客とその信仰を分かち合っていると思います」。

真の「美」
 
デミューレ氏は神韻の公演から本物の「美」を見つけたと述べ、「人々の審美観念はおかしくなったのではないか?」と言う。「どうして今の人たちは衣服に穴を開け、チェーンをつけるような変な格好を好むのでしょうか? まるで妖怪のようです。神韻が表現したものこそ本物の『美』であり、これは人類のあるべき生存方式であり、日常生活のあらゆるところにあるべきものです」。

今の人間の観念は著しく変異しているとデミューレ氏は嘆いた。「玩具店に行くと、昔のような人間をモデルにしたヒーローなど、もうどこにもありません。また私たちが成長の過程で崇拝してきた宗教のリーダーも、いまや棚上げにされてしまいました。今の人たちは奇怪なものが好きで、醜いものほど人々の注目を集めているのです」。

 「過去の数十年間、我々は本当に大事なものを失ってきました。私は以前よく美術館に行き、伝統的な彫刻や油絵などを鑑賞しました。そこには本当の美があるからです。今夜の舞踊が表現したのがまさにこのような本物の美なのです。

本当の自分を探す

 デミューレ氏は、「今日人間がさ迷っているのは、簡単に言うと、精神的な内包を失い、信仰がなくなり、信じられるものがなくなったからです。甚だしきに至っては、自分自身をも信じられなくなっています。社会全体が、自己中心的で、他人を考えなくなったといった感じです。しかし現実には、大型の舞踊作品のように、みんなが一緒にいる必要があり、一緒に努力してこそ一つの作品を完成させることができるのです」。

 「人々は精神的な要素を失っただけでなく、現実からも離脱しているのです」と、デミューレ氏はこう述べた。「今の経済問題について、人々は希望を新しい大統領に託しています。しかし、私たちはもっと早いうちに精神的な面で自我を探すべきであり、現実世界での迷いを引き伸ばすべきではないのです」。

神韻は探し物を探求する課題を与えた

デミューレ氏の一番のお気に入りは『ウダンバラの花が咲く』だ。「この演目を見ながら私は、わ〜! すばらしい振り付けだと思いました。唯一これと比較できるのはラスベガスでの有名な公演だと私は思いました。しかしラスベガスのあれらの公演は人々の目をくらませるだけで、見終わったときには、その愉快さが続くかというと、決してそうではないのです。しかし神韻の公演は私にそのような感受をさせてくれました」。

「ウダンバラの花については何も知りませんでしたが、仏教の経典の記載によるとこの花は三千年に一度咲き、ウダンバラがもう一度咲くときには大きいことが起きるということが、今日わかりました。この公演を見て、私は探したいもの、探求したいものがたくさんできました。多くのものの名前を私はまだ覚えていませんが、週末には大体覚えているでしょう」。

デミューレ氏が勤めている新聞社は非常に個性と見解のある新聞社だという。最後に彼はこう言った。「私は編集長として、ここで得たこれらの啓発と発見を自分の読者に伝えます。これらは一種の精神的なものであると読者に伝えます」「もしあなたが美しい、心情が愉快なるものを見たいのなら、全く新しい領域と精神的信仰を打ち開き、美しいものを通じて自分を探したいのなら、私はあなたに神韻公演をお薦めします。そうするとあなたも今の私と同じ体験をするでしょう」。

2009年1月7日


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/1/5/193021.html