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衆生を救い済度する中で 自分を修める


文/山東の大法弟子

(明慧日本)私は2004年に大法と巡り合いました。現地の同修が少ないため、修煉の環境はあまりよくありません。私は滅多に現地の同修と会いませんので現地の人はあまり私が法輪功を修煉していることを知りません。私の家は広いので、よそから当地区にやってくる同修に便宜を図ることができます。同時に私は大法の修煉へ入ることが遅かったため、個人修煉時期のよい環境、即ち師父が我々に与えられた集団学法、煉功する環境を体験したことがありませんので、同修が来て、彼らと一緒に学法、煉功、交流し、切磋琢磨することは私にとって非常に喜ばしいことで、私はその中で速く向上することができました。これは師父の私に対する加護だと思っています。

  一、大法の仕事をする中で自分を修める

 よその同修が当地区に来る前は、私達はめったに資料をもらえませんでした。師父の新しい説法と明慧週刊を回覧の形でしか見ることができませんでした。同修が当地区に来てから、数カ所の資料点を設置することになり、私も幸運に一つの資料点の仕事に参加することができました。私はこの修煉のよい機会を大切にして、真剣に全ての仕事をしっかりと行い、同修と協力しあってとてもスムーズに進行しています。この中で、放浪生活をしている同修と資料点の同修が、師と法を固く堅持していることを感じました。彼らが大法の仕事をする中で、彼らの質素な生活を各方面から見ることができます。

 この実際の(大法の)仕事と生活の中で、私はたくさんの事を理解し、これを通じて私は内に向かって探すことができ、自分のよくない執着心を無くすようにしました。たとえば恐怖心、顕示心、歓喜心、嫉妬心、やりたがる心、衣食への執着心、口を修めないなど、私に旧い同修との差を感じさせました。私はかならず勇猛邁進して、よく学法しなければ追いつけません。師父にこの機会を与えていただいたこと、同修の私に対するたくさんの激励に感謝します。

 資料点に立ち入る前に、同修は私の家で少し仕事をし、そして私は多くの交流をし、よく学法をすることができました。私は旧い同修の修煉の過程を知り、とても心が打たれました。

 同修は1999年の7.20以来、北京に行って法を実証し、共産党に迫害されて余儀なく放浪生活をし、そして資料作り、資料を転送、配布することなどについて話しました。彼らは過去のストーリを語っているかのように平気でした。ある同修はすでに2年あまり家に帰っていませんでした。当時郷里で資料を発送する仕事をしていましたが、自分の母親が亡くなって2週間後にやっと知り、その時、涙をこらえて資料を引き続き発送しましたが、涙で自転車に乗ることができなかったといいます。たくさんの農村の同修が僅かな所持金を出して資料を作っています。一部の同修は大法を堅修しているため、迫害されて仕事や家庭を失っています。このような人は面識のある同修の中で大多数を占めています。

  ある同修は労働教養所で3年間迫害されて死人ベッドに縛られ、十数日間立ちっぱなしなどの拷問を受けました。ある年配の同修はかつて6回も連行されて、家財を差し押さえられ、洗脳班への監禁などを強いられました。彼は正念で脱出し、邪悪の環境の下で、一箱一箱の資料を同郷人の家へ配布しました。これらの事例は私の心を打ち、私を励ましてくれます。私は学法する中で、すればするほど師父の偉大さを感じ、法は本当に大きい、想像できないほど大きいことが分かりました。そして同修がなぜそんなに苦しい環境の下でも確実に辿ってきたのかが分かりました。だから同修が私に資料作りをさせる時に、私はためらわずに承諾しました。そして積極的にやるべきことをしました。

 資料を作ることはとても神聖なもので、いつも自分の正念を強化して、私達の作った資料に最大限に衆生を済度する力を発揮させなければなりません。たまに正念が強くない時に、法理に適わない話も言います。このような時、私はいつも転んだり、打撲したり、指を傷つけたりします。そしてやっと目覚めて、自分の間違いが分かります。私が精進していない時に、師父はいつも傍で加護して、私に精進するよう励ましておられます。

  二、真相説明の中で自分を修める

 数年前、当地には自分たちの資料点がなく、真相資料をめったにもらえませんでしたので、私達はシールを作り、すべての住宅の廊下にシールを貼り、何枚かの真相資料を配布していました。しばらくの間、学法が少ないため、仕事をやりたがる心が生じて、歓喜心、顕示心が伴っていました。この時にある同修が連行されましたが、一念をしっかりと把握して私のことを供述しませんでした。これも師父が私を加護されたと悟りました。

 この数年来、私はずっと紙幣を使って真相を説明しています。真相の紙幣の内容は豊富で、同修も共有しました。紙幣を使う過程の中で、たくさんの縁のある人が真相を知るようになったことを見たり聞いたりしました。真相が分からない人に対して使う時は真相説明を話題にし、「聞いたこと」を言い出すと、見知らぬ人にも話しやすいのです。

 直接真相を説明する中で、知人へ説明し、脱党を勧めることが多く、見知らぬ人に話すことはわずかです。今後私は心を静めて学法し、恐怖心、名誉心、安逸心などを無くして、理性的に真相を説明し、衆生を救い済度して、自分の誓約を成し遂げ、師父の慈悲たる済度に応えるよう頑張りたいと思います。

 2009年1月13日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/12/23/192116.html