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父親は迫害により死亡、9歳の娘は冤罪に泣く(写真)

(明慧日本)遼寧省朝陽市の法輪功修煉者・張立田さん(36)は、不法に錦州刑務所に監禁された。1カ月過ぎた頃、2008年11月17日に、20番の監獄区の区長 程軍、副区長・張宝士は4人の受刑者に張さんを殴るように示唆し、酷く殴られた張さんは、死亡した。下記は張立田さんの9歳の娘の呼びかけの手紙である。 

 
張立田さん
張立田さんの娘・張辛桐ちゃん

警察官の方々へ

 こんにちは、私は張辛桐と言います。今年9歳です。私は錦州刑務所の警官に殴られ、死んだ法輪功修煉者・張立田の娘です。11月18日に父が突然亡くなったと聞き、あまりのショックで話すこともできません。真実だとは思えませんでした。私はひどく泣きました。「お父さん! 私は毎日お父さんに会いたかったの! お母さんと刑務所にお父さんに会いに行くと約束したのに、どうして私たちを待ってくれなかったの?」。 

 母は私を抱いて、泣かない、泣かないと言いながら、自分は涙が止まりませんでした。どうしても、父が心臓病で死んだとは信じられません。父は病気なんかありませんでした。日頃風邪さえも引かなかった父が、どうしてそんなに急に亡くなったのでしょうか ?

 父は良い人です、法輪功を修煉してからもっと善い人になりました。どんなことがあっても気にしない人です。父は良いお父さんで、とても私を可愛がってくれました。私が物心付いたころから、父は私に「世界で一番広いのは海で、海より広いのは空で、空よりも広いのは人間の心だ。人や物を扱う時、個人の恩と怨、得と失を気にしないほうがよい、全てのことに忍耐すべきだよ。人のことによく気を使うように」と教えてくれました。

 父はそう言い、普段は言ったように動きました。父はどんなことに遭っても、争ったり、気にしたりしませんでした。物心付いた頃から、父が私の側にいる時間は多くはありませんでした。父はいつも警察に連行されました。でも私は父が一番良い人だと分かっています。警察官は本に書いてあるような良い人でないこともわかっています、彼らはいつも、良い人を捕まえます、そして私の父を殴りました。私のこんなに良い父を殴り、死なせました。私は悲しくてたまりません。心の中にたくさんの「どうして?」があります。

 父が今年の4月に捕まえられて以来、ずっと会っていません。錦州法廷は密かに父に判決を下し、私達家族に知らせませんでした。私は毎日毎日父に会いたかったです。クラスメートのお父さんが迎えに来たのを見るたびに、とても辛くてたまらなかったです。いつも誰にも見られないように泣いていました。日記に父への思いを書きました。母は私に今度父が5年の実刑を下されたと教えたので、私はいつもカレンダーをめくり、指で父が何年したら家へ帰られるか数えました。もう半年も経ちましたから、父は4年後に帰ることができます。その時に私はもう中学生になるのです。私はいつも父が親の懇談会に行ってくれることを想像しました------私の父はかっこいいのです。

 しかし、私の目の前にいるのは父の遺体でした。父が永遠に私から離れたことに気づきました。私はとても悲しくて泣きました。お父さん、大きく開いた両目は私を見たかったでしょう! お父さん、会いたかったですよ! お父さんの体にある傷痕を見ました。お父さんはどういうふうに悪人に殺されましたか? 私に教えてください。事情がわかる人はもう私達に教えました。お父さんは20番の監獄区の区長・程軍、張宝志と受刑者の李勇、劉ペイ岩に殴られ、殺されたのです。私達は自分で法医に遺体検査をしてもらい、死因を調べ、犯人を厳罰するように要求しましたが、錦州の検査部門は彼らの指名した法医に遺体検査をしてもらわなければならないと言いました。どうして私たちが法医に頼んではいけないのですか? それは不公平です。私たちが承知するわけはありません。

 以前父に会えませんでしたが、まだ望みがありました。4年後父に会えると思うと、落ち着くことができました。でも今は-もう・・・。父は社会に危険なことをしなかったのに、どうして父を殺しましたか? 父はよい人で、刑務所に入るわけはありませんでした。共産党はどうして良い人を迫害しますか?私はもう教科書に書いてあることを信じません。

 警察官のおじさんたち、私はたくさんの良い人がこのことに注目していることを知っています。国際社会も注目していると聞きました。おじさんたちの子供は毎日自分のお父さんに会えます。でも悪人は私から永遠にお父さんを奪いました。もし、警察官のおじさん達も良い人だったら、正義をもって犯人を捕まえるべきです。これは貴方たちがすべきことです。もし犯人を捕まえず、かえって犯人の罪を隠そうとすれば、将来はきっと罪に巻き込まれるに違いありません。

 良い人なら、誰も手をこまねいて父の死を無視することはできません。もしあなたが自分の子供にお父さんを失わせたくなかったら、正義を行ってください。父の死亡の真の原因を取り調べ、犯人を逮捕し、父の霊を慰めてくださるようお願い致します。

 張立田の娘は泣きながらお願いをします。 

 2009年1月16日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/12/26/192296.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/1/7/103686.html