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舞踊史の学者:神韻は舞踊美学の新たなスタイル(写真)

(明慧日本)神韻国際芸術団は2009年1月9日、サンフランシスコの有名なサンフランシスコ戦争記念オペラハウス(San Francisco War Memorial Opera House)で4回目の公演を行った。たくさんの芸術界の有名なアーティスト達が公演を鑑賞した。Dr. Jeff Friedman氏はかつてダンサーであった。舞踊の編集に携わったこともあり、博士課程を卒業。現在は舞踊史と舞踊理論に関する教育を行っている。 Dr. Jeff氏は米国東部のある大学で、舞踊の歴史および舞踊の理論を教えている。 Dr. Jeff氏は神韻を鑑賞した後、神韻の舞踊スタイルは、舞踊の美学を代表する新たなスタイルの誕生であると話した。

Dr. Jeff Friedman氏

 Dr. Jeff氏は、「舞踊の歴史の中で、神韻のパフォーマンスは非常におもしろいです。20世紀から21世紀へ移行しようとした時と似ています。西洋の技術を生かしながらも、プロセニアムのステージの演出の中で、大型のバックスクリーンを通して視覚的効果を生み出すことに成功しています。神韻の舞踊スタイルは、美学上新たなスタートと言えるでしょう。この新たな形は学者にとって非常に魅力的だと思います。東洋のパフォーマンスが西洋の劇場で西洋の楽器を使って上演されることは非常におもしろいです。ここには、グローバルな規模な効果があると思います。私は異なる芸術スタイルを見ることが好きです。メディアを通して人々に伝えていきたいと思います。私が見たのはまさにグローバルな効果です。グローバルな情報伝達を通して、西洋でない芸術が少しずつ広がっています」と話した。

 Dr. Jeff氏はさらに「動きとは、単なる生体の姿勢を強調するものではなく、人間が作り出す形ではありません。それは、ある形を強調するものです。一切のポーズもなく緩やかに動くことです。また流動的な表現の中に男女の別があり、男性は強く女性は柔らかく、男女の動きは違っており、表情まで違います。本当におもしろいです」と話した。

 最後にDr. Jeff氏は、「私は学生たちに神韻を紹介します。特にこのような芸術性について、哲学の価値と精神の価値の芸術を表しています。教育の中で、私は常に学生たちに、作り出す舞踊には必ず意味がなければならず、世界と共通し合えるものでなければならない、と話してきました。今の世の中の若者は自己中心的で、自分以外の世界に対して非常に感心がないことが多いのです。そのため、学生たちが編み出している舞踊は、自分の内心の感受しか強調していません。ですから学生達に、自分以外のものもチャレンジしてみるようにと話しています。神韻とは、まさに文化価値間の面において、自分自身を打開する良いチャンスとなるかもしれません」と述べた。

 2009年1月17日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/1/11/193310.html