日本明慧
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正念を発しなかったためにもたらされた教訓


文/青島の大法弟子 青石

(明慧日本)普段から発正念の重要性を知っているため、2時間に1回発正念を堅持し、この状態を維持して自分の正念も非常に強くなりました。しかし、少し前、会社の仕事が忙しくなり、残業も多くなったため、知らないうちに緩めるようになり、4回の定時の発正念以外は全くしなくなり、ただひたすら仕事に夢中になっていました。このようにして4、5日後、体の状態が悪くなり、しかもますます悪くなり、耐え難い疲労を感じました。この疲労の状態を打ち消すため、私は煉功するようになりました。煉功すると体が震え出したので、仕事の疲れがたまっているのだと最初は思っていました。そして煉功が終わってから体が清められたように軽くなりました。しかし内心にある疲労は徹底的に解決されていませんでした。時が経つにつれ、この内心にある疲労感はますます強くなり、私は極度の苦痛と恐怖を感じるようになりました。この時私は非常に驚き、もはやこのような苦しみに耐えられなくなり、いつでも命を奪われるのではないかと感じるようになりました。

  私は絶望しました。なぜこのようになったのか分かりませんでした。4、5年前、仕事中にこのような状態になりました。最初は、私は休暇をとり、この疲労の原因を仕事のせいにしました。2回目は、私は疲れのため涙を流し、何とか生き延びられたくらいに大変苦しみました。後になってからなぜこのようになったのかを探してみたのですが見つからず、2時間正念を発してから寝てしまいました。起きてから私ははっきりと自分の正念がなかったからこのような状態になったのだと気づきました。師父は『正念』の中で「邪悪から隙に付け入られないように、邪悪及び自分自身にある問題をその都度根絶すべきです」とおっしゃいました。私はその都度正念を発していないので邪悪に隙に乗じられたのです。

  もちろんこの種の恐ろしい疲労状態は1回だけでは消えませんでしたが、何度も現われながらも、現われる都度次第に弱くなり、私は絶えず正念を発することで最終的には徹底的に消えました。

  今回の教訓を通して、私は徹底的にこれまでの3度の極度の疲労状態を理解できました。この原因はその都度に正念を発していなかったからです。これは深刻な教訓です。私たちは忙しくても発正念を怠ってはならないと警告を鳴らしているのです。

  2009年1月17日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/1/14/193501.html