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大法は農薬を飲んだ男の子を救った

(明慧日本)2004年清明節前、四川省成都市青白江区祥福鎮明強村で人々の心を揺り動かす一つの出来事が発生した。

  小学5年生の11歳の男の子・耀耀君は一人っ子で、家の人にとても大事にされている。ある日の昼、耀耀君はお爺ちゃんと喧嘩して、その腹いせに家の人たちが見えない所で「百草枯除草剤」という猛毒の農薬を一息で一瓶の3分の1を飲んでしまった。そして学校に行った。

  下校後、家に帰る途中、耀耀君は口から泡を吐き、よだれが続いて流れ出た。耀耀君は一緒に下校した友達にとても苦しいと訴えながら、たくさんの水を飲んだ。友達はすぐに耀耀君の両親にこのことを知らせた。耀耀君は家の人に隠れて農薬を飲んだので、このことを友達にも家の人にも言えなかった。 

  両親は耀耀君を竜虎鎮病院に送り、医師は調べたが何の病気か分からなかった。そこで医師は新都区47病院に移るよう勧めた。47病院の医師も何の病気か分からなかった。そしてまた、四川華西病院へ行くことを勧められ、華西病院に行ったが、そこでも同様であった。この時、耀耀君の状況が厳しくなり、大人たちが再三問い詰めたので、耀耀君はようやく自分が「百草枯除草剤」という猛毒の農薬を飲んだことを話した。その場にいた人たちはすべて驚いて、茫然としてしまった。

 すぐに、病院の医師、専門家、教授たちみんなインターネットでこの猛毒の農薬の「解毒」方法と薬を探したが、結果は何も得られなかった。その時の耀耀君はすでに昏睡状態だった。医師は「毒薬はすでに血液に入った」と診断し、耀耀君の血液を採り、血液をきれいにすることを2回繰り返した。耀耀君には何の反応もなく、またすぐに胃カメラで検査したが、依然として反応はなかった。取り出した胃液には膿がついており、舌や肛門に壊死が始まった。そして、医師は慎重に耀耀君の親に「もう、治療することができません。中央の一流の医師が来ても治療方法はありません」と宣告した。

 仕方なく、親は耀耀君を抱えて家に帰り、悲痛な思いで耀耀君の死後のことを準備していた。耀耀君は9日間昏睡し、水さえ一口も飲まなかった。

 その時、法輪功修煉者で耀耀君の親戚がこのことを知り、遠方から駆けつけた。この親戚は、耀耀君の一家に法輪功の真相を伝え、「法輪功は『正法』で、良い人になるように教えていますが信じますか?」と聞くと、耀耀君の父親以外はみんな「信じます! 信じます!」と言った。親戚は、「耀耀君を救いたければ、誠心誠意『法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!』と唱えてください」と教えた。すぐに、家の人はベッドの傍にひざまづき、大きな声で「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と唱えた。

 法輪功修煉者である親戚は、耀耀君の耳元で「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい! と念じてね、法輪功の師父はあなたを救い、あなたを治してくださいますよ」と言った。大法の師父の説法が入っているMP3を昏睡中の耀耀君に聞かせ、「法輪大法のお守り」も耀耀君のポケットに入れた。30分後、耀耀君の目が動いて、開けようとしている様子だった。「反応があったよ!」とみんなは歓声を上げた。親戚が耀耀君の手に触ると、耀耀君は親戚の手を軽く握った。しばらくして、親戚は「私はもう帰るよ」と言うと、耀耀君は親戚の手を握って離そうとしなかった。そして、耀耀君の口からはよだれが出なくなり、1メートルくらいの白いものが出て深夜2時ごろ下痢をした。

 次の日、耀耀君はご飯を食べたくなり、歩けるようになった。一粒の薬も飲まず、医師に死亡すると宣告された人が生き返ったのである。

  最初、耀耀君の父親は現代科学を信じ、法輪功が息子を生き返らせることができるとは信じなかった。しかし、事実を目の前にして、大法の力を信じるようになった。法輪功修煉者である親戚は耀耀君に少年先鋒隊からの脱退を勧め、その場にいる人たちは、法輪功が人を救うこと、そして中共政権に迫害されていることを理解した。このことが学校の先生や生徒の中に広がり、法輪大法が耀耀君を生き返らせたことが知れ渡った。

  1カ月後、耀耀君は華西病院へ再検査に行ったが、結果は正常であった。同じ病室だった人たちは耀耀君が生き返ったことが信じられなかった。しかし、耀耀君はみんなの前に立っていた。

  しかし残念ながら、耀耀君の家の人は医師に法輪大法が耀耀君を生き返らせたとは言えなかった。なぜかというと、中共政権の迫害が怖いからである。

  2009年1月18日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/1/7/193121.html