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中国大陸からの移民:神韻は真の中国伝統文化を表している(写真)

(明慧日本)2009年1月9日の夕方、満場の観衆は神韻ニューヨーク芸術団のカナダ・トロント市での2回目の公演を鑑賞した。たくさんの大陸からの新しい移民は演出を鑑賞した後、このような中国伝統文化を伝える公演を見られることは本当にありがたいと話した。

  神韻の公演は中華5千年の文明を背景に、伝説の衆神が世に来て人類の文明を創始することから始まり、うどんげの花が咲いて神と仏陀の予兆を示すことや、真っ白な雪山、華やかな雲南、金猿の超人的な力、済公和尚が善を勧めることまで、演目の内容はとても豊富である。舞台上の中国伝統衣装は鮮やかで、ハイテクを駆使した3Dのバックスクリーン背景が人々の目を奪った。2時間の公演は光り輝く中華文明の歴史を現し、天上と下界の世界が互いに映え、観衆に広くて奥深い中華文化を体験させた。
2009年1月9日に上演された神韻ニューヨーク芸術団のトロント2回目の公演
神韻ニューヨーク芸術団のカーテンコール


  公演は中国の歴史をまとめた

  5年前に中国大陸の広東からカナダに来た張さんは、9歳の娘を連れて一緒に1月9日夜、カナダ・トロントでの神韻公演を鑑賞し、公演はとてもすばらしいと感じたという。

  張さんは公演は全面的に中国の歴史をまとめたと感じた。「とても深く、各方面から中国の伝統文化を表しました」。彼女は特に二胡の独奏が好きで、ニ胡こそ本当の中国の伝統(楽器)だと思っている。

  神韻巡回公演はに、中国伝統のストーリーを表した舞踊劇もいくつか含まれ、このような演目を通して、観衆は中国伝統文化を知り、中国の神伝文化の内包を理解した。たとえば、舞踊『神筆の故事』は人々のために神が筆を世人に伝えたストーリーを再現した。

  張さんの娘はあまり公演を見ないが、神韻ニューヨーク芸術団の公演はとても好きで、夢中になっていたという。ハイレベルの公演に張さんは驚き、「海外でこのような公演を見ることができて、ありがたいです」と述べた。

  神韻の表現力がすばらしい

  劉さんは4年ほど前にカナダに来た。去年、神韻ニューヨーク芸術団の公演を鑑賞し、今日、彼は中国から親族を訪問しに来た母親を連れて、神韻芸術団の公演を再び鑑賞した。

  劉さんも彼のお母さんも、特に舞踊劇『金の猿が妖怪に打ち勝つ』が気に入ったという。言葉がなく、舞踊、音楽、背景と道具を使って『西遊記』のストーリーをはっきりと表現した。「中国人も他の民族の人も皆理解することができて、とても良いです」と彼は述べた。

  「演目は去年と変わっており、全部中国伝統文化を表現していました」と劉さんは言った。

  『金猿が妖怪に打ち勝つ』という舞踊劇は、唐僧の師徒4人が仏経を求めて苦しみを経験し尽くす物語。ある日、悟空が外出したとき布施を請うチャンスを利用して、妖怪が美人に化けて唐僧を誘惑した。唐僧は動じなかったが、八戒がわなに掛かり、師徒3人が危難に陥った。幸い悟空が直ちに駆けつけて、一口の仙気を吹き出して無数の悟空を出し、如意棒を振り回し、最後に妖怪を屈服させた。

  『金猿が妖怪に打ち勝つ』の中にはたくさんのジャンプ、回転など高難度の動作があった。神韻ニューヨーク芸術団は中国古典の豊富な舞踊の内包とずば抜けた技巧により、各種のストーリーを表現し、いろいろな人物、異なる情緒を表現している。同時に、5千年前に神が伝えた文化は中国舞踊に尽きることのない題材を提供し、それによって中国文化の深い内包を現した。

  劉さんは演出の衣装にとても深い印象が残ったという。「衣装デザインにはすべて特徴があり、中国の各民族の特色を体現していて、中国の伝統文化がとても目立ちました」。

  「背景のバックスクリーン映像は演目全体をさらに際立たせ、とてもすばらしい背景で、アニメーションと色の組み合わせがすばらしいです」、「舞踊、音楽などはすべてとても良く、全くミスがありませんでした」と劉さんは語った。

  劉さんの母親も神韻芸術団の公演がとても好きで、海外で中国の伝統文化の公演を見ることができてとても嬉しいと述べた。

  大陸の留学生は神韻を鑑賞し、新しい情報を得た

  大陸からトロント大学に勉強に来た留学生の田さんは、「ここで、国内では知らない多くのことを知ることができた」と表した。

  田さんはカナダに来て数カ月になるが、友達の紹介により、神韻公演を鑑賞した。彼女はすべての演目がとても好きだと表し、舞踊はとてもすばらしくて、衣装は明るく美しく、音楽は感動し、楽器は多元的だったという。「あまりこのような舞踊と音楽を鑑賞するチャンスがないので、次回もまた見る機会があるよう望みます」。

  「私は特にイ族の踊りの『雲羅仙韻』が好きです。とても優美で、とても力があり、衣装もすばらしいです」と田さんは言う。

  イ族は雲の故郷の民族と言われ、舞踊の中で、カラフルなスカートを着たイ族の少女達の純真さは花のようで、まるで天上の仙人が踊っているようだった。

  『迫害の中で私達は厳然として神の道を歩く』という舞踊劇について、「真・善・忍」を信仰するため中国共産党から残酷な迫害をされているが、たとえこのようにされても、彼らの信念を動揺させることはできず、善悪には報いがあり、迫害されて死に至る修煉者は邪悪な迫害を乗り越えて、生命は永久不変の昇華を得た。

  田さんは、国内にいる時に法輪功修煉者について知らなかった。「演目の中の法輪功に関する内容は、国内にいる時に耳にしたこととは異なっていました。ここでは国内では知らない多くのことを知ることができ、たくさんの見ていなかった問題を見つけることができます」と田さんは話した。

  2009年1月22日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/1/11/193333.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/1/12/103854.html