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大学の体育教師・金宥峰さん、迫害により死亡(写真)

(明慧日本)黒竜江省牡丹江師范学院の体育学部教師で、法輪功修煉者の金宥峰さんは、不法に5年間拘留され、様々な迫害を受け、肺結核の末期になり危篤状態になった。家族の要求で2008年に一時出所になったが、金宥峰さんは2009年1月21日夜9時、牡丹江伝染病病院で死亡した。

 金宥峰さんは1999年9月、上京したために職場から解雇され、不法に3年の労働教養を科された。妻の姜春梅さんは牡丹江師范学院公共外国語の講師であり、数回連行され、不法に拘留された。2003年10月22日、金宥峰さん及び姜春梅さんは再び連行された。当時の姜春梅さんはまだ哺乳期で、家に75歳の母親と2人の子供(1人は10代、1人はまだ15カ月未満)がいた。11月26日夜、金宥峰さん夫婦は興平路派出所に牡丹江第二留置場に拘留された。

金宥峰さんが連行された時、息子はまだ15カ月未満だった

 当時の金宥峰さんは牡丹江刑事警察(刑警)二隊に拘留され、「トラの椅子」に座らされるなどの拷問を受け、耐えられないほど痛かった。金宥峰さんは2004年3月末に牡丹江監獄集訓隊に連行され、足枷を掛けられ、強制的に灌食され、洗面用品も奪われた。

 2004年9月4日、牡丹江監獄集訓隊は法輪功修煉者を強制的に転向させるため、寝させないように隔離した。9月9日、法輪功修煉者はみな断食し、金宥峰さん、高云翔さん、関連斌さんは19kgの足枷を掛けられ、鉄製チェーンを付けられたまま15日拘留された。金宥峰さんは拘留された翌日、3、4人の受刑者に抑えつけられ、強制的に灌食された。

 2005年5月26日、金宥峰さんは7監区一中隊に入れられ、翌日、隊長の欒玉に手枷を掛けられた。27日午前、半日掛けられ、午後から隊長・朱再良の指示で洗面所の横梁に吊られた。28日、朱再良は受刑者の韓宝仁、戴清民、劉用、甦玉明に教唆し、金宥峰さんを転向させようとしたが効かないため、朱再良は受刑者に減刑に影響すると脅したので、金宥峰さんは受刑者にめった打ちにされた。

 長期の迫害で金宥峰さんは2007年8月から、肺結核の病状が現れ、危篤状態になった。一時出所した時、警官に「三書」を強制的に書かせられそうになり、断ったため監獄に帰され、迫害を加えた。10カ月後、2008年端午節分の時期、危篤状態になった金宥峰さんはやっと一時出所できた(2008年6月6日から2009年6月5日まで)。

 金宥峰さんは迫害により死亡した。牡丹江監獄で迫害を受け死亡した人は于軍修さん、汪継国さん、寧軍さん、李儒清さん、魏暁東さん、潘興福さん、杜世良さん、孔祥柱さん、呉月慶さんなどである。

  2009年1月25日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/1/24/194045.html