■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/01/25/mh274939.html 



ショッピングセンターで神韻入場券販売を体験して得たこと

文/カナダ・モントリオールの大法弟子

(明慧日本)私の地域の神韻公演はもうすぐ始まります。大型ショッピングセンターでの入場券販売を正式に打ち上げることが出来ました。現地の同修の努力で、96%の入場券を売り出しました。この1カ月近くショッピングセンターでの入場券販売を体験して得たことを海外の同修と分かち合いたいと思います。

 衆生はお金を払い、弟子は入場券の受け取りを待っている

  当地で入場券販売を始めたのは比較的に早く、計画に基づいて宣伝ビラを配り、ポスターを貼り、新聞、コマーシャルなどにより、一定の効果を得ました。そしてまた、週末に続々とショッピングセンターで入場券売り場を設け、販売作業を続けましたが、ずっと理想的な状態にまでは至っていませんでした。

  初めて入場券販売にショッピングセンターへ行った時、少し心配でした。今まで販売の経験もなく、言葉の問題もありました。しかし速く人心を捨て、第1日目に入場券を売り出した時、想像よりも難しくないと感じました。入場券を買い求める人は自らやって来るのです。2回目はもう一つのショッピングセンターへ行きました。その女性は私の一言、二言を聞いただけで値段を尋ね、私は早速座席のビットマップを示し、彼女は即座に入場券を購入しました。

  公演の1カ月半前に、入場券の売れ行きはまだ半数も超えていませんでした。皆は1週間7日連続で販売することを決定し、その時私は期末試験に追われて参加できず、とても焦っていました。ある日の夜、夢の中で公演が間もなく開演することになって、同修たちはそれぞれに分業し、私は分業リストの中で自分の名前を探し当て、そこには「お金を受け取る」と書かれていることに気づきました。その時とても不思議で、どんなお金を受け取るのかと思いました。目が覚めて、それは師父の啓示であると悟りました。

  私たちの表面では入場券を売っているように見えますが、実は衆生がお金を払って入場券を受け取りに来るのを待っているのであり、私たちはただそこでお金を受け取り、それぞれの入場券を彼らに手渡すだけで、師父はとっくに全ての按排を済ませておられるのです。もし私たちがどのように一般の人を引きつけようとか、単に技巧によって入場券を買いに来るように説得しようとか思うならば、すでに常人の法に陥っており、自ずと超常的な効果は出てこないのです。

 吃苦を当(まさに)に楽と成す

  試験が終わって、私はすぐショッピングセンターの入場券販売に参加しました。1カ月間、クリスマスと新年を除き、ほとんど毎日ショッピングセンターにいるようにしました。縁がある人を逃すことのないように配慮して、できるだけ休む時間と回数を減らし、食事も簡単に済ませました。時には足が痛いと感じましたが、しかし師父がすぐ傍にいらっしゃると思うと、また堅持することができると思いました。

  私はほとんど終日ショッピングセンターにおり、その他の同修は絶えず順番に来ていました。私はいつの間にか自発的に責任者の役を引き受けるようになり、できるだけすべての細かいところまで配慮し、物品の引き継ぎや、同修間の立場をお互いに補うこと、展示場所が整っていて清潔であること、入場券販売の流れの改善など。私は毎日できるだけその他の同修が先に交替して休み、食事をするように手配し、自分はいつも最後にしました。

  師父の『洪吟』「苦其心志(その心志を苦しめる)」の中の、「 吃苦を当(まさに)に楽と成す」を思い出しました。また大陸の同修が迫害の中で真相を伝え苦しみに耐えていることを思うと、ほんのこれっぽっちの苦しみは本当に大したことはないのです。

 邪悪の妨害を排除する

  ショッピングセンターで入場券販売を始めた頃、当地は冬になり最大の吹雪が来て、交通が深刻に妨げられたため、ショッピングセンターに来る人は少なくなりました。これは妨害であるとみんなは認識し、一斉に正念を発しました。そして入場券の販売数は急速に上昇し続け、記録を破りました。

  クリスマスが過ぎると、ショッピングセンターに来る人々がますます少なくなり、100%の販売目標までにはまだほど遠く、連続したショッピングセンターでの入場券販売で、多くの同修の疲労は極限にまで達していました。同修の中には深刻な病状が現れたりしました。しかしみんなは依然として正念を堅持しました。最も多い時には1日10カ所のショッピングセンターで一斉に入場券を売りました。そしてたくさん不思議な現象が現れました。元々売れ行きがとても悪いと思われていた所でも売れるようになり、劇場の入場券売り場の数量も大法弟子の心を反映しているのです。 

  私は入場券販売にショッピングセンターへ連続して行っていたので、家族は多少理解しなくなり、そこで家族に神韻公演が人を助けるという目的を説明しました。言ったことが難しすぎるかと心配しましたが、師父の加護の下、家族は分ってくれ、妨害は急速に排除することができました。その間も邪悪は何回も妨害し、家族との繰り返しもありましたが、しかし私がショッピングセンターへ行く心を妨害されてはならないので、毎回すべて発正念で排除しました。

 衆生は待ち望んでいる

  入場券販売に当たって、深く縁のある人が待っていることを体験しました。私の英語はうまくないのですが、私から入場券を買い求めた人は、私の言葉を待ち切れずにすぐ買っています。その時私は速戦速攻、す速く彼らの求める入場券を探し、お金を受け取って見送り、そして次の縁のある人を待ちます。個人の経験として、顧客が入場券を求めた時、直ちに入場券販売の手順に従えば、あまり入場券を決めるのに時間を費やす必要はなく、入場券を入手さえできれば幸いなことなので、できるだけ速く彼らに用意した入場券を提示し、そして早速現金かファイナンスカードを受け取り、更に多くの話は後に回します。

  縁のある人が通る時、私たちに対してしばらく注目したりすることがよくあります。その時はできるだけ前に出て話しかけ、彼らを引き止めておきます。入場券を買う人であればよく足を止めて見るか聞いたりします。見かけで人を判断しません。普段着を身につけている人がお金を出していい入場券を買うかも知れず、逆に豪華な服装の人はただ通り過ぎるだけかも知れません。ある日、1組の老夫婦に出会いました。服は古くさく、見たところ貧しそうでしたが、しかし一番高い入場券を要求し、とても驚きましたが、最後にはそれを2枚買って行きました。

  中にはその時買いませんでしたが、説明を聞いて家族と相談した後に買い求めに戻って来た例もあります。私はまたこのような人に出会いました。説明を聞き終わって、ショッピングセンターを出ていないうちに、劇場に電話して入場券の予約をした人がいました。余分のサービス料を払いましたが、席は私たちの手元にあるものよりは安価でした。

  ある人はその時買いませんでしたが、話を聞きたそうにしており、その要求に応じて大法について話をすることができました。このような縁のある人に出会うこともあります。その時最も容易なのは、中国共産党が伝統文化を破壊していることを暴露することです。多くの人に公演は中国大陸から来たのかどうかをよく尋ねられることがあるので、大体においては皆分かるようになってきました。たとえ公演を観ないまでも、態度で表明しています。

  全体から言えば、衆生は確かに神韻を待ち望んでおり、師父が自ら行っておられるので、彼らも一般の常人ではなくなり、縁は深く、私たちが行っていることは彼らを探し当てることなのです。

  2009年1月25日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/1/14/193503.html

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