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河北省:71歳の修煉者が強制連行されて半年、老母を世話する人がいない

 (明慧日本)河北省衡水市の71歳になる年配の種東勤さんは、迫害されて死亡した法輪功修煉者・種存傑さんの姉で、2008年7月24日、家で老母の世話をしていた時、中国共産邪党の警官に強制連行され、現在も衡水市留置場に不法に拘禁されている。

  種存傑さん(男性)は河北省衡水市労働教養所の幹部で、中国共産党が法輪功を迫害して以来8年間で、2回も不法に刑を科され、獄中で7年間にわたり迫害された。体は著しく傷つけられ、声を失い、深刻な病気を発症した。2008年2月5日夜9時頃、存傑さんは衡水市永興病院で冤罪を晴らせないまま、90歳の老母と家族を残して死亡した。

  種東勤さんは息子を失った90歳の老母を世話するために、廊坊の家から妹の家・衡水市桃城区河沿鎮張荘村へやって来た。2008年7月24日午前、張荘村支書・張鉄乾、大隊長、委員会の張勝良と張宏亮等4人が桃城区河沿鎮張荘派出所の10数人の警官を率いて、車で張荘村の鄭保建さん(種東勤さんの甥)の家へ行き、鍵が掛けられているのを見て、塀を飛び越えて侵入し、匪賊のように徹底的に探して家中をかき回し、棚を倒し、家の中をめちゃくちゃにした。法輪功の書籍、真相資料、プリンターなどの貴重品を奪い、法輪功修煉者・種東勤さんを強制連行し、不法に拘禁した。

  警官はまた種東勤さんの甥の法輪功修煉者・鄭保衛さんも強制連行し、保衛さんは未成年の息子と癲癇を患っている妻をおいていった。保衛さんは邯鄲市労働教養所へ送られ、1年の労働教養処分となった。

  種東勤さんは衡水市留置場へ強制連行され、拘禁された。東勤さんの妹など何人かが数回にわたり留置場へ行き面会を要求したが、悪らつな警官は拒否した。2008年10月19日午後、衡水市桃城区の裁判所は家族に連絡しないまま、不法に開廷して、東勤さんの裁判を行ったが、現在、具体的な情況は不明である。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

  2008年1月26日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/1/22/193945.html