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最も良いブースを法輪功に提供

(明慧日本)

 贈賄拒否の「QC(品質管理)検査員」

 法輪功修煉者の辛正さん(仮名)は、ある合弁会社の従業員である。彼は仕事の中で「真・善・忍」に従って自分を律し、まじめにこつこつと働いて辛抱強く、名利に淡泊で、同僚と外資経営者の信頼を得ている。そのため重任を委ねられて、QC(品質管理)検査員になった。この職務は多くの人が狙っており、とても儲かる職だという。

 辛正さんが検査をした時に、各地域の責任者は、慎重に招待した上に手厚い祝儀を用意していた。しかし、辛正さんは一切受け入れず、「私は法輪功を修煉しています。師父は私達にいかなる場所でも良い人にならなければならないと教えられました。皆さんは家族を持ち1年間ご苦労様でした。各自の仕事を捌いていけば私達の仕事関係はきっと楽しくなると思います」と言った。

 一部の人は理解できず、ひょっとしたら金額が足りなかったか、あるいは皆の前でもったいぶっているのだろう、今の時代にお金が要らない人はいないと思って、こっそりともっとお金を足してひそかに陰で差し入れたが、しかしすべて辛正さんは断った。部下はたいへん感動して、本当に法輪功の素晴らしさを目の当たりにした。もちろん中共の嘘も事実の前で自ら破れた。みんなは心から話した。「この時代に、金をあげても拒否する人がいるでしょうか? 法輪功修煉者を見て下さい、全然違います!」

 最も良いブースを法輪功へ

 元旦を過ぎてから、東北のある風味グルメシティーが各ブースの組み合わせをもう一回やりなおし、中で唯一の立地のよいブースを法輪功修煉者に貸した。

 長年ここにいた業者らは不平に思い、皆でグルメシティーのマネージャーへ抗議した。「マネージャー、私達はどういっても古参の業者でしょう?どうして最も良いブースを法輪功修煉者に貸したんですか? 何で私達に貸してくれないのですか?」

 マネージャーは落ち着いてこの人たちに説明した。「勿論あなた達はみな古参ですが、あなた達はあらゆる手段を使って市場を独占しています。どうして最も良いブースを法輪功へ貸してはいけないのですか?どの法律に良い場所を法輪功へ貸してはいけないと書いてあるのですか? 法輪功は詐欺がなく、暴力がなく、私利のために他人を騙す事もありません。あなた達の誰が彼らよりも優れているのですか? それに最も良いブースは私達のグルメシティーの看板なのです。あなた達が法輪功の人に勝れば私は直ちに最も良いブースを貸してあげます。さらに無料で進呈し一銭も取りません」

 マネージャーの話を聞いて、古い業者らはすべて恥をかいて、腹立たしげにマネージャーの事務室を離れた。

  2009年1月27日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/1/20/193827.html