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遼寧省瀋陽市:法輪功修煉者・李銀菊さんが迫害されて死亡(写真)

(明慧日本)遼寧省瀋陽市の法輪功修煉者・李銀菊さんは、実家の河南省で法輪功の真相を説明した際、鄭州十八里河女子労働教養所へ連行され、迫害を受け、乳癌を発症した。教養所は責任を逃れるため、2007年末に家族に李さんを引き渡した。李さんは家に帰ってからも引き続き教養所に日常生活を侵害され、病状は悪化し、2008年12月18日に冤罪が晴れないまま亡くなった。享年56歳だった。

瀋陽の法輪功修煉者・李銀菊さん

 李さんは1952年5月21日生まれで本籍は河南省。昔、軍属である夫(瀋陽軍区に勤務)に従って瀋陽へ移転し、瀋陽市電気溶接棒工場の幼稚園に勤めていた。1981年、李さんは出産、重いリューマチに罹ったため、夏も窓を開けられず、足、腰が痛くてベッドに寝たままの状態で、通常の仕事もできなくなり性格も悪くなった。1997年から法輪功を修煉して健康になった。李さんは「真・善・忍」に従って善意に人と接し、かつて自分の万元余りの貯金を出して生活の困難な同郷人を助けた。その人たちが金を返しに来た時、いつも「真・善・忍」を修煉する人は良い人だと褒めた。李さんの変化を目撃して、親戚や友達は皆「法輪功は素晴らしい」と称賛し、周りの人々も法輪功を修煉し始めた。 

 李さんは自分の体験を縁のある人によく教えている。1999年7月、中国共産党が法輪功を迫害し始め、李さんは上京して法輪功の真実を訴えようとしたが、瀋陽駅で警官に連行された。かつて遼寧省委員会へ法輪功の真相を伝えに行き、その時、警官にバスへ押し込まれて瀋陽市蘇家屯区まで運ばれ、そこから自分で歩いて帰ったことがある。

 2006年7月、李さんは河南省の実家に帰省し、7月31日に街頭で4人の小学生に法輪功の真相を伝えた際に、その内の2人の真相を知らない生徒に告発されて即時に派出所へ連行され、その後不法に1年の労働教養処分となった。

 河南省十八里河女子労働教養所で、警官は李さんに信仰を放棄させるため拷問し、長期間洗脳し、眠らせない、殴るなどして、独房に閉じ込めて地べたに寝かせた。大隊長の賈美麗らが李さんへの迫害に参与した。

 李さんは迫害されて、脱毛し、乳癌になった。教養所は責任を逃れようと、2007年1月ごろ、家族に知らせて李さんを帰らせた。

 李さんは家に帰ったが、教養所は絶えず李さんと河南省の親族の日常生活を侵害し、家族に李さんの行動や病状を報告するよう強要し、そして再び投獄するぞと脅した。李さんの体は病院の検査により、すでに治療できないと診断され、2008年12月18日朝、李銀菊さんは自宅で亡くなった。

 2009年1月28日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/1/23/194021.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/1/25/104188.html