日本明慧
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同じ事における二つの結末


文/河北省唐山

(明慧日本)私達夫婦は、1998年に同時に法輪功を修煉し始め、今年で10年目になります。この10年間にわたる修煉の中でさまざまな苦労をしてきました。また、常に師父によるご加持のもとで、何とか今まで歩んできました。私達が歩んだすべての一歩一歩と修煉の中で、「真、善、忍」と佛法の無辺なる内包とすばらしさを感じてきました。特に、同時に佛恩の中で成長し、佛光があまねく世間を照ら超常的な現象の中で日々を送ってきました。

 修煉の道において、同修と比べるとまだ大きな差がありますが、時々不思議な現象が起きたりします。最初、修煉をし始めたとき、私達修煉の状態は全く違っていました。私は敏感で、漸悟の状態でした。夫は何も感じませんでした。もちろん師父が体を浄化する時はいろいろと感じたりました。私は、『転法輪』の中の頓悟、漸悟の法理について話したいと思います。夫は何も見えず、何も悟れません。しかし、いつも学ぼうとし、煉功しよう、師父を信じよう、大法を信じようとしていました。私達は、自分が頓悟または漸悟のどちらに属するか分かりませんが、師父の説法の表面的な法理および内包について悟ります。私達は一緒に食事をして一緒に住み、同じ法門の中で修煉する同修でありながらも、私達の修煉の道はそれぞれ違います。全く違うと言っても良いぐらいです。夫は何も見えませんが、常に心性を守り、着実に修め、たえず自分の心性を向上させていました。私は入静ができ、一部の他空間の現象が見えますが、心性が守れず、たくさんの修煉のことが良くできませんでした。例えば、最近ある事が起きました。

 数日前、私達はいつものように五式の功法をやりました。第一式を終えてから、音楽は順番通りに再生しなくなりました。一つの功法を終えてから次の功法を探さなければならず、このように3日間続きました。全世界の煉功の時間に追いつきません。私は、娘が帰って来てから煉功音楽の順番を調整してもらい、順番通りに流せばいいと思っていました。しかし同時に、夫は正念をもって、mp4オーディオを正し、携帯電話も正しました。携帯電話は毎日一造襪茲Δ砲靴討い泙垢♤∈F釮妨造辰0分ごとに一回鳴り、続けて4回鳴りました。その時、夫は正念をもってmp4に対して、「あなたは順番通りに再生してください」と話し、そして携帯電話に対して「一回鳴ればそれでいいです。それ以上鳴れば、私達に対する妨害です」と、純粋な一念を発しました。そこで二つの機械が正されました。一つの出来事の中で、同修である夫は神の道を歩むものの正念をもって機械を正したのに対し、私はかえって人間の最も無能な方法をもって神の道を歩もうとしています。まるで、かつて同修が発表した金佛の物語のようです。二人の人間がはるばる佛様を拝みに行きました。100度に沸騰する油を見て人心が動き、中に飛び込んだら揚げパンになりました。しかし、神に向かって信じる心の強い人間の心は、沸騰する鍋に入ると金の佛が現れました。二人の考え方が違うがゆえ、二つの次元が現れ、神の一念がそれぞれ二つの結果になりました。

 このことを通して、自分達が使ったものはすべて大切にすべきだと思いました。世間の科学技術は、常人社会がどのような目的をもっていかに発展しようと、実はいずれも私達修煉者のために使われるものです。それは歴史でしっかり按配されたものです。すべての物の中に、真善忍の内包および佛法の現れがあります。なぜならば、常人の次元において体現されないからです。師父は、「それでは佛法とは何でしょうか? この宇宙の最も根本的な特性は真・善・忍で、これこそが佛法の最高の体現であり、最も根本的な佛法なのです。」、「空気の微粒子や石、木材、土、鉄鋼、人体など、あらゆる物質の中に、真・善・忍という特性が存在しています。」(『転法輪』)とおっしゃいました。ゆえに、私はすべての物質には生命があると認識できました。師父はまた「人間や動物だけでなく、植物にも生命があり、また他の空間においてはいかなる物質も生命を顕わしてきます。天目が法眼通の次元にまで開いた時、石や壁やすべてのものが話しかけてくれ、あいさつしてくれるのに気づくでしょう。」(『転法輪』)とおっしゃいました。私は本当に、頓悟だろうと漸悟だろうと、見えようが見えまいが、大法の中で修煉すれば、厳格に大法の基準をもって自分を律しなければならず、すべての人は必ず自分の修煉する次元の絶え間ない突破と向上が現れます。それぞれの次元の中で修煉し、そしてそれぞれの次元の大覚者になれるのです!

 以上は個人の考えにすぎないので、正しくないところはご指摘お願いします。

 2009年1月29日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/1/24/194075.html