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吉林省:朝鮮族の法輪功修煉者・金徳洙さんが迫害により死亡

(明慧日本)吉林省竜井市東盛涌鎮竜山小学校教師で法輪功修煉者・金徳洙さん(朝鮮族 男性)は、修煉を堅持したため、1999年に法輪功への迫害が始まった後に解雇され、離婚を強いられ、連行や監禁などの迫害を受けた。労働教養所の迫害により、痩せて衰弱し、2008年12月31日、死亡した。まだ40代だった。

  金徳洙さんが善良な性格であることを周りの人々はよく知っていた。2002年に法輪功の「真・善・忍」を信仰していたため、竜井市東盛涌鎮竜山小学校校長・趙哲稿に解雇された。多くの迫害や圧力の下で、金さん夫婦は離婚した。2003年、竜井市公安局政保科の警官が金さんの自宅に不法に侵入し、家宅捜索したが、金さんは留守で、連行されなかった。落ち着ける場所がない状態になり、威海へ行った。威海で人に大法の真相を伝えたことを理由に1カ月間監禁された。その後、故郷へ帰ったが、また落ち着ける場所がない状態だった。

  金さんは2006年2月28日、延吉市で再び延吉市国保大隊の警官に連行され、延吉市留置場に1年不法に監禁された。自分自身が拘禁されている危険な状態と心身に迫害を受けているにもかかわらず、慈悲深く回りの人々(迫害している人も含む)と接し、真相を伝えた。金さんは「多くの人々は中国共産党の嘘に欺かれ、罪を犯したのだから、私たちは欺かれた人に善意を持たなければならない」といつも言っていた。警察は金さんを裁判にかけようとしたが、証拠が足りないため、無罪釈放した。

  2007年9月29日昼、金さんは会社で2人の私服警官に強制連行された。私服警官の話によると金さんはバスの中で真相を伝えたため、人に尾行され、通告されたという。半月後、延吉市国保大隊の警官に不法に1年半の判決を下され、吉林省九台飲馬河労働教養所に送られた。

  教養所は金さんを長期にわたり板に座らせ罰した。警官は修煉者を冷たくて硬い板のベッドに座らせ、頭、首、腰を真っ直ぐにし、座禅を組み手は膝の上に置く姿勢を強制した。少しでも動くと、直ちに罵られるか猛打されるかである。人との会話は許されず、法輪大法をけがす文章を強制的に読まされた。朝4時に起き、夜10時に寝る。1日3回の食事はベッドの上で食べなければならなかった。食事はわずか2個の小さい饅頭と少しのスープだけだった。

  7カ月後、金さんは教養所の迫害でひどく痩せ細り、重い肺結核の症状が現れ、何回か意識不明になった。教養所は責任を逃れるため、金さんを竜井に帰らせた。教養所から出た後、2回入院し、最後、病院の応急手当も甲斐なく、この世を去った。

  2009年1月30日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/1/28/194399.html