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法輪功修煉者・厳小平さんは不法に徳陽刑務所に連行された

(明慧日本)元四川省徳陽二重工場順序員で、成都に住む法輪功修煉者・厳小平さんは2008年12月18日、徳陽刑務所に連行された。

  成都市国安局、公安局、金牛分局、営門口派出所の警官は2007年11月14日、営門口一小区で厳小平さん(41)を逮捕し、不法に洗脳班に拘禁した。2008年9月8日、金牛区共産党裁判所は厳小平さんに対して不法に開廷し、3年の刑を言い渡した。厳小平さんは法廷で「判定」に抗議し、上訴を求めた。

  厳小平さんの家族は北京から2人の弁護士を招き、厳小平さんの無実を弁護し、「事実がはっきりしない、証拠が不足し、法律の使用に間違いがある」と主張したが、成都市中院及び主審の裁判官・汪明などは一切の事実と法律、違法行為を無視し、法を悪用して判定を下した。厳小平さんは2008年12月18日に徳陽刑務所に連行された。

  徳陽刑務所は四川省徳陽市の黄許県、対外稱九五工場に位置し、ありもせぬ罪を着せられた法輪功修煉者を拘禁している。徳陽刑務所は自称「省級現代化文化刑務所」としているが、実際は法輪功修煉者に対する残虐な迫害に満ちている。徳陽刑務所内には「610弁公室」があり、長い間にわたって共産党の迫害命令を遂行し、止めることはなかった。多くの法輪功修煉者が迫害されて死亡し、多くは負傷して身障者になった。

  徳陽刑務所の警官が法輪功修煉者を苦しめる手段はとても残虐、残忍で卑劣きわまるものである。警官らは刑務所の邪悪な受刑者を使って法輪功修煉者たちを苦しめ、彼らは「殴り殺したら自殺とし、手足を折ったら自傷とし、問題が出たら誰かが資料を書いて証明をすればよい」と語った。刑務所の頭目はみんなの前で騒ぎ立てた。「少しぐらい法を犯すことが何だと言うんだ! 『転向』できればどんな方法を使ってもいい!」

  これまで少なくとも3人の法輪功修煉者(王増仁さん、曹平さん、李建侯さん)が迫害されて死に至った。四川凉山州昭覚県の民族中学教師の呉世海さんは、徳陽刑務所で長期にわたって上からの命令によって迫害を受け、苦しめられて意識がもうろうとしている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年1月31日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/1/25/194140.html