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少佐は8年の冤罪を科せられ、身体が弱り、家族は釈放を求める

(明慧日本)甘粛省欄州市軍区の通信部隊の少佐・王有河さんは自分の信念を貫き、権利を求めたため、2001年に不法に10年の刑罰を言い渡され、欄州市大砂坪刑務所に拘禁されて8年になる。拘禁期間中は苦しめられ、身体が極端に衰弱し、家族はただちに王有河さんを釈放するよう求めている。

  大砂坪刑務所は2008年8月、オリンピックを名目に刑務所にいる法輪功修煉者を迫害し、二度も王有河さんを毎回15日間独房に入れ、半年間も家族との面会を許さなかった。王有河さんの父母はかなり年を取っており、永登から欄州まで切実な心境で刑務所に来たが冷たく拒否された。王有河さんの父親は2009年1月8日、五監区教導員・肖斌に元旦に面会に来てよいと言われたが、そのときもまた見舞いを拒否された。肖斌は「殺人や放火はよいが、王有河はダメだ。彼が転向しないからだ」。これがいわゆる「法治社会」の警官の言葉なのである。

  以下は王有河さんの家族が釈放を呼びかける文である。

  王有河さん(39歳男性)は、系欄州区軍区通信部隊少佐。法輪功を修煉し、法輪功の真相資料を作成し真相を伝えたために、2001年1月10日、欄州公安局に連行され不法に3カ月拘禁された後、その年の7月3日に非公開に開廷され、10年の刑罰を言い渡された(2001年城刑初字第509号)。現在、不法に拘禁されて9年目になる。この期間に非人道的に苦しめられ、身体も精神も長期の迫害に耐えている。

  2008年8月、中国共産党はオリンピックを名目にまた王有河さんと家族との面会を拒否し、教導員の肖斌は「王有河は私を人間の皮をつけた狼だと言ったから、独房に2回(1回15日)拘禁して、半年は家族の面会を許さない」と言った。

  王有河さんはかつて無実の罪を着せられる訴訟に遭い、非人道的な苦しみを受け、母はとても心配している。苦労に耐え暮らしを切りつめて息子に高等教育を受けさせ、国の良き人材となるよう育ててきた。よい人になるために自分の信念を固く守り、「還法輪功清白」の横断幕を書き、そして無実の罪を着せられた。才気のある少佐が、自分で生活をすることが不能となってしまった。妻とは離れ離れになり、年配の両親を介護する人もいない。

  2008年12月下旬、肖斌指導員は元旦に面会に来てもいいと言ったが、見舞に来るとまた不当に拒否された。肖指導員は「面会をさせないのは上司の意見だ。私たちが面会をさせないこともある。刑事犯は許可するが法輪功はだめだ。王有河はもっとだめだ」と言った。

  師父は弟子に「真・善・忍」に従って修煉し、良い人になり、人に善を尽くし、殴られてもやり返さない、ののしられてもやり返さない、いつでもどこでも人のことを先に考え、無私無我で、人を先に我を後にと教えている。無料で功法を教え、お金を集めず、物も集めない。緩やかな管理で、名簿に名前を書くこともない。みんなが平等で、師父の説法を公開しており、秘密などはなく、まっとうでないものはどこにあるのか。

  憲法第二章35条規定によると、公民に言論の自由があり、出版、集会、結社、旅行の自由がある。36条規定によると、公民は信仰の自由がある。刑法第3条によると、法律が犯罪行為と規定したら、法律に従って罪量を決める、犯罪行為と規定しないなら、処罰することができない。さらに、関係者らは家族に知らせない状況下で秘密に非公開判決を行った。2001年の城刑初字第509号に従って王有河さんに下した、「組織を利用して法律実施妨害嫌疑の罪」での10年の刑罰は不法で成立しないものである。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年1月31日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/1/25/194125.html