日本明慧
■印刷版   

重慶市:江錫清さん、迫害により死亡

(明慧日本)2009年1月28日(中国旧暦正月三日)、重慶市江津の法輪功修煉者・江錫清さん(66)は重慶市西山坪労働教養所で迫害により死亡した。江錫清さんが死亡した過程は極めておかしく、疑問点が多い。「死亡」と言われた6時間後も、江錫清さんの胸部、腹部、足はまだ暖かだった。江錫清さんは法輪功を修煉するため、北京五輪直前、不法に労働教養所に連行された。

  1月27日午後、江錫清さんと家族が面会した時、まだ元気だったが、その24時間後、28日午後3時以降に、家族は急に労働教養所から江錫清さん死亡した知らせをうけた。

  家族は西山坪労働教養所を訪ねたが、江錫清さんの遺体を見せてもらえなかった。関連人員は上司に報告し、公安局、検察院、裁判所などに任せるという理由で家族を宇訊ホテルに待たせた。夜9時45分になったが、まだ来なかったため、家族は「まだどのぐらい時間をかかりますか? こちらの人に知らせなかったですか?」と聞くと、相手はすぐ電話をして、ホテルの上から2人の私服警官(1人は劉華、受付は李である)が降りてきた。家族を葬儀場に送ったが、5分限りで持ち物(携帯、カメラなど)も禁止された。

  葬儀場に着いた後、江錫清さんの家族は彼を冷凍庫から出したが胸部、腹部、足はまだ暖かだった(その前、遺体はもう数時間冷凍したと言われた)と気づいた。江錫清さんの唇は開いたまま、上の歯は全部外に出て下の唇を噛んでいた。腹部は柔らかくて、腹に食べ物がなかった。ズボンをきちんと穿かず靴は泥だらけだった。

  家族はカメラで写真を数枚撮ったが、20人以上の人たち(葬儀場の人も含む)に奪われ、壊された。家族は110番の警官に電話し通報した。10分以内に着くと言われたが、中共関係者は「公安はここにいるよ。通報してもこない」と言いふらした。家族は棺を守ろうとしたが、社会秩序を乱すという理由で禁止された。家族は20人以上の人に葬儀場から引っ張り出された。その中には、西山坪労働教養所の田小海、劉華もいた。最後まで110番の警官らは現れなかった。

  その後、中共の関係者は内密に解決しようとしたが、江錫清さんの家族に断られた。家族は遺体を持って行こうとしたが、許さなかった。

  江錫清さんは重慶市江津市税務局の職員だった。2008年四川大地震の翌日5月13日に自宅で不法に連行された。同日、彼の妻も行方不明になり、調査してやっと江津区検察院に逮捕されたと分かった。江錫清さんは不法に1年の労働教養を科され、妻の羅沢会さんは不法に8年の判決を下された。家族は判決書ももらっていないし、本人も見なかった。

  2008年7月30日、江錫清さんは西山坪労働教養所に移送され、迫害を受けた。以前、あそこの迫害は非常にひどく、ある20代の法輪功修煉者は足を切るまで殴られた。消息を封鎖するため、労働教養所はかつて面会を禁止した。

  現在、警察側は真相を隠すため、江錫清さんの遺体を強制的に火葬しようとしている。家族は監視され、江錫清さんの妻はまだ江津琅山留置場に拘留されている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年2月1日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/1/31/194594.html