日本明慧
■印刷版   

秦皇島市:余シェンさん、李微さん夫婦は不法に拘禁される

(明慧日本)河北省秦皇島市の大法弟子・余シェンさんと李微さん夫婦は不法に裁判を受け、最近2人は刑務所に入れられた。李微さんは石家荘女子刑務所に送られ、余シェンさんは冀東刑務所(唐山)で拘禁されている。

 彼らの子供は5歳で、両親を恋しく思っており、父母がどこにいるのかと聞いて、父母に会いたがっている。子供のおばあさんは去年、子宮内膜癌手術を受け、身体が弱くなり、2009年1月22日ごろ、彼女の姉さが重病だという電話が来て、見舞に行った。今は家にお爺さんが孫の面倒を見ている。二人の老人が自分の息子と息子の嫁が刑務所に送られたことを聞いたばかりで、辛く悲しんでいる。

 李微さん(35歳女性)と夫の余シェンさんは大学を卒業し、北京機牀研究所の正社員であった。法輪功を修煉してから、「真、善、忍」に従って良い人になり、身体が健康になり、平和で幸福に過ごしていた。1999年7.20、中国共産党が全面的に法輪功を弾圧し始め、余シェンさんと李微さんは何回にも渡って思考改造施設に連行され、強制的に思想改造された。二度と迫害に遭わないために、二人は秦皇島の実家に帰った。一年後、郭亞ワンが人を連れて余シェンさん夫婦を密雲に連行し、やがて、二人が不法に2年の労働教養を下された。余シェンさんは北京大興刑務所に不法に拘禁された。李微さんは妊娠していると分かったため、「所外執行」となった。

 息子は1歳ぐらいのとき、余シェンさんが労働教養所から帰り、会社の党委員会書記は、余シェンさんの妻が法輪功をまだ修煉していることを理由として、二人を会社に戻して仕事をさせず、毎月400元ぐらいの生活費しか渡さなかった。しばらくして生活費すら支給しなくなった。経済が断たれ、余シェンさんと李微さんは子供を連れて秦皇島に戻るしかなかった。会社と派出所から数回電話が来て余シェンさんの私生活を侵害したり、秦皇島開発区河道派出所は、居民小区物業に指示して集団で夫婦を尾行させた。

 2008年5月11日、秦皇島開発区河道派出所は戸籍と暫住証を調査するために余シェンさん夫婦の家に入り、李微さんを連行して、余シェンさんは子供を連れてこの場を逃れた。5月12日夜10時ごろ、余シェンさんが外で家に電気がついているのを見て、妻がすでに家に帰ったと思い込み、家のそばによると、待っていた警官らが彼を連行した。そして、開発区国保大隊隊長・朱衞国が人を連れて不法に家宅捜査し、4万元ほど入っている通帳、2千元の現金とパソコン、大法書物など私物を奪い取った。 

 2009年2月2日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/1/25/194103.html