日本明慧
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真に観念を捨て 神ヘの道を歩む

(明慧日本)数年前、自分はしっかりと法を学ぶことがなかった上、途切れ途切れであったため、頭の中にいつも二つの誤った観念がありました。

 1、『明慧週刊』などは師父の説かれた法ではないから、読んでも読まなくても構わない。

 2、自分で法を学んで自分で得ていれば、他の人と交流しても意義がなく、時間の無駄で、法を多く学んだ方がよい。

  そのうち同修の勧めもあり、各種の資料を読み始めると、私は自分の損失がどれほどであったかがやっと分かってきました。『明慧週刊』などの資料の大部分は同修たちの修煉中の経験と教訓の総括で、これらの文章を読むことにより、私たちは修煉の途上で遠回りしないようにし、経験を参考にすることができると同時に、私たちの修煉に対する自信と決意を強めます。

  特に同修の「正念を強めて、自分を探す」の文章を読んだ時、その中のいくつかの言葉から、突然自分が何年も守ってきた誤った観念を認識することができました。「口を開いて真相を伝えようとしないことを、自分の性格が内向的だからと解釈しないで、それは旧勢力のきめ細かい按排ではありませんか? あなたにそのような集団と仕事の環境を按排し、生活の中の体験からあなたに声を出させず、口数の少ない性格の特徴を形成させ、その結果、真相さえ伝えたくなくなり、あのように『内向的』なのがあなたなのですか?」。まさにその通りです。自分は言うことができない、よく言えないと思うのは実は自分ではなく、あれは後天的な党文化の害毒から形成された頑固な観念なのです。もし私がそれを自分だと見做せば、それは一つの旧勢力の思想がすでに前を遮っており、真相を伝える効果がよくなることがあり得るでしょうか? 後の修煉の途上で再び異なった思想と観念が出た時、私はすべて真・善・忍に基づいて考え、合っていればよし、合っていなければ取り除きます。このようにして多くの党文化の観念と旧勢力の妨害を取り除いていきます。

  そこで私は途切れることなく同修との体得を交流し、彼らも自身の体得を話し、交流の過程の中で、さらに正確に自分の不足を探し出し、不明確なところを悟るようにします。交流を通して、私は師父がなぜ私たちに集団学法をさせられたのか、それが最もよい法を学ぶ方式であることを理解しました。同修と交流する中で、自分の不足を認識すると同時に、法を学ぶ中で自分が思い付いたことが多くあり、それを言うべきときがきた時はすでに異なっており、しかし、言いだすことができるなら自分が本当に認識できたのだと私は理解しています。よくない心が発覚すれば直ちに排除し否定し、このようにして様々な自身のよくない物質を取り除くことができました。

  私はこのように内に向けて探して、自分を修めることができました。かんしゃくを起こした時、自分のそのいらいらする心を抑え、絶えず平常心を維持するように自分を戒めて、それでもまだ抑制できなければ法を暗唱します。始めた時はちょっと難しくて、しかし私が必ず暗唱しようと決心した時、まさに「柳暗花明又一村」です。法を暗唱することによって、法理に対する理解はいっそう深まるようになり、私はこれからも必ず堅持していきます。

  私は資料を読んだり交流をしたりすることが増えるに従って、また一つ自分のとても深く隠れた私心---依存心---を発見しました。自分に問題があると、すぐに資料を読むか、あるいは同修を探して話し、いつも出来合いの解答を探そうとするのは、決して心を静めて真剣に法を学んで悟るのではありません。いつも自分は法を学ぶのが少なくて、悟ったことも深くなく、事が起きるとなかなか考えが決められず、いつも同修を頼りたがっています。言うまでもなく、このように物事を行うとよい効果はめったに出てこないはずです。

  なるほど、みんなで一緒に研究し合うことは、自分の発見していない執着心を探し出し、それによってそれを取り除き、昇華していくためなのです。自分の依存心は本質的には、恐れる心、面倒を嫌がり、自分を暴露するのを恐れ、迫害されるのを恐れるなど、表面上では、自分は忙しくて環境が良くなく、法を深く学んでいないなど、客観的な原因は、実は師を信じ、法を信じる正念が不足し、堅固でないことから生じたものだと深く認識することができました。

  結局、執着する心を捨てなければ、どうして法の中で法を認識することができるでしょうか? 師父は私たちのためにそれほど多くのものを払われたのに、私は依然として人間のものを捕らえて放そうとせず、本当に恩師の弟子として恥ずかしく思っています。しかしながら、今弟子は必ず人の観念を捨て、三つのことをしっかりと行い、法を正す進展について行き、大法を円溶し、大法の一つの粒子として努力致します。師父にご安心くださるよう懇ろにお願い致します。

  2009年2月3日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/1/24/194072.html