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羅朝明さんは四川徳陽刑務所で迫害されて危篤状態

(明慧日本)四川省達州市の法輪功修煉者・羅朝明さん(60歳男性)は、2009年1月17日、徳陽刑務所に強制的に送られた。1月24日、刑務所から羅さんの家族に「羅さんは、突然高血圧、心臓病で心包に水が溜まって危篤状態になっている。早く成都双流司法警官病院へ来てください」という電話があった。

 羅朝明さんは、達州市達州市スチール工場の退職従業員である。2008年3月7日、真相資料を送る途中、達県公安局大隊長・杜鵬飛、副大隊長・潘金蘭などの警官に強制連行された。達県公安局の警官からの尋問に対して、羅さんは何も答えなかったため、警官らは頑固だという理由で羅さんを猛打し、長時間立たせ、数カ月間、濡れている地面に寝かせるなど、羅さんはいろいろな迫害を受けた。

 2008年11月18日、羅さんは家から離れた数十キロの他の県の留置場で非公開裁判をされ、不法に4年の判決を言い渡され、2009年1月17日に徳陽刑務所に送られた。

 1月24日、羅さんの家族は、羅さんが危篤状態になっていると分かった後、羅さんの妻と弟は、すぐ出発して当日の夜11時、成都双流司法警官病院に到着した。担当の警官は面会を許さず、羅さんの妻は「私は羅朝明の妻で徳陽刑務所の通知をもらって、ここに来ました」と警官に言ったが、その警官は信じてくれず、電話で事実を確かめてからやっと入らせた。

 羅さんの妻は羅さんに会えたが、3人の警官も一緒で、たった数分間なのに羅さんとの会話を許さず、強制的に離れさせられた。羅さんはご飯を食べるお椀がなく、下着もなかったので、羅さんの妻が買おうとしたが、警官はこれらの品物を持ってくることを許さなかった。羅さんの妻は何度もお願いをして、やっと同意を得られたが、刑務所では金属のものが使用禁止だと知らずにスチールのお椀を買ってしまったため、送れなかった。羅さんの妻は再びプラスチックの椀を買って持ってきたが、面会が許されなかった。

 夫が連行され、監禁されて危篤状態になり、妻が遠くから駆けつけたのに、数分間だけの面会で、ご飯を食べるお椀も送ることを許さない中共政権は本当に人間性がない。

  2009年2月4日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/1/30/194522.html